道社会教育委員会議開く　地域の教育体制構築へ　まとめ作成へ協議

（道・道教委 2018-03-27付）

大川生涯学習推進局長があいさつに立ち、最終的な審議のまとめに向けて意見を求めた

　二十九年度第三回道社会教育委員の会議が二十二日、札幌市内のかでる２・７で開かれた。審議テーマ「学校・家庭・地域が相互に協力し、地域全体で学びを展開していく教育体制の構築に向けて」のもと、ことし七月の教育委員会で報告する「提言または審議のまとめ」の作成に向けて協議した。　

　道社会教育委員は、道民一人ひとりの主体的な学習活動がより効果的に推進されるよう、広い視野から道教委に対して助言するため、社会教育法に基づき昭和二十四年に設置された。

　平成二十八年度から、ことし七月の教育委員会で報告する「提言または審議のまとめ」に向けた審議を開始。

　審議テーマは「学校・家庭・地域が相互に協力し、地域全体で学びを展開していく教育体制の構築に向けて～子どもも大人も学び合い育ち合うことができる地域をどのように形成するか、社会教育行政の役割を探る」。社会行政における地域・学校との連携・協働の促進、活動の充実に向けた方策について審議を進めてきた。

　はじめに、道教委の大川祐規夫生涯学習推進局長があいさつ。最終的な審議のまとめに向け、きたんのない意見を求めた。

　続いて、審議のまとめについて協議。コミュニティ・スクールと社会教育の相互補完の関連性についての文言を追加するなど、変更が必要な点について意見を交わした。

　また、事務局が道教委の三十年度新規事業「早寝早起き朝ご飯推進校事業」「地域人材による家庭教育推進事業〝家庭教育支援者の養成とネットワーク化推進事業〟」「公民館的な機能を活用した地域力向上モデル構築事業」の目的や取組を説明した。

(道・道教委 2018-03-27付)