道立高校図書館運営相談事業の実施校　環境充実に向け５校指定　職員が訪問し情報提供・助言―道立図書館

（道・道教委 2018-03-30付）

　道立図書館は新年度、新たに道立高校図書館運営相談事業の実施校を決定した。羽幌高校、佐呂間高校、上士幌高校、札幌月寒高校、有朋高校の五校。各校と日程や会場、内容などを調整した上で同館職員が訪問し、学校図書館の運営相談などに応じる。

　事業は、学校図書館の整備充実に向けた取組を促進することが目的。同館職員が道立高校を訪問し、学校図書館運営における現状と課題を把握するとともに、学校図書館の環境整備や活用について相談に応じ、情報提供や助言を行う。

　三十年度は、希望のあった羽幌高、佐呂間高、上士幌高、札幌月寒高、有朋高の五校で実施することを決定。各校からは主に、学校図書館の運営方法、学校図書館のレイアウトや本の並べ方についてなど「使える学校図書館となるためのヒントがほしい」といった要望があった。

　また、図書委員を務める生徒向けに、図書局・図書委員会に関する相談を希望する高校も。

　今後は、各校と日程や会場、内容について調整した上で、四月下旬から来年二月まで実施。事業終了後には、実施校から道立高校図書館運営相談事業利用報告書を提出してもらい、これを成果報告書としてまとめ、ホームページに公開する。

(道・道教委 2018-03-30付)