札幌市立小学校　新１年生の給食スタート　感謝込め口いっぱいに

（市町村 2018-04-17付）

　札幌市立小学校二百校で十二日、一斉に新一年生の給食が始まった。二条小学校（大牧眞一校長）では、三学級百三人の新一年生が初めての学校給食を口いっぱいに頬張っていた。

　この日の献立は、牛乳、横割りパン、ベーコンシチュー、ハンバーグ、切り干し大根のサラダ。

　一年一組（遠藤彰悟教諭、児童数三四人）では、はじめに遠藤教諭が給食を食べるための準備や、食事をする際の約束について説明。二年生が児童に給食を配膳することを伝え「二年生のお仕事をよく見て、勉強しよう」と呼びかけた。

　児童は、エプロンや三角巾などを身に付け、手洗い・うがいを行った。このあと、二年生八人から給食を配膳してもらい「ありがとう」と言いながら受け取った。

　配膳後、二年生の「感謝の気持ちを込めていただきます」という声に続き、手を合わせて「いただきます」と大きな声であいさつ。横割りパンにハンバーグを挟んで口いっぱいに頬張った児童は、口々に「おいしい」と話し、初めての給食を楽しんでいた。

　佐藤圭一教頭は「みんなで食べる楽しさや、いろいろな人にお世話になりながら給食が食べられるという感謝の気持ちを少しずつ感じ取ってほしい」と話していた。

(市町村 2018-04-17付)