小学校の英語専門教師配置事業―札幌市教委 182校で推進教員位置付け 31年度までに全校配置目指す(市町村 2018-04-20付)
札幌市教委の小学校英語専門教師配置事業に基づき、本年度英語専門教師を位置付けた学校は市内小学校二百一校中百八十二校となった。外国語活動の充実に向け、中心となって取組を推進する教員を各学校が位置付けるもの。各校で外国語活動の指導計画作成や教材の整備、外部人材の活用に取り組むなど、英語教育に関する校内体制づくりを推進していく。
事業は、小学生が英語を通じ言語や文化について体験的に理解を深め、発達段階に応じたコミュニケーション能力を身に付けることができるようにするため、英語専門教師を各学校に位置付けるもの。三十一年度までの小学校全校配置を目指している。
英語専門教師の役割は、外国語活動にかかわる指導計画の作成や専科指導、外部人材活用、校内研修・研究などを推進すること。対象者は「外国語(英語)教諭普通免許を有する者」「札幌市小学校外国語活動推進中核教員養成研修を受講した者」「学校長が英語専門教師としてふさわしいと判断する者」のいずれかで、各学校が位置付けることとしている。
今後市教委では、英語専門教師を位置付けた学校から研究指導校十校を指定。小学校外国語活動の在り方を検討していく。
(市町村 2018-04-20付)
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