渡島公立学校教頭会が総会研修会　新会長に小野教頭（木古内町木古内小）　１２月に函館で研究大会

（関係団体 2018-04-23付）

会長就任に当たり抱負を述べる小野新会長

　【函館発】渡島公立学校教頭会は十四日、七飯町文化センターで三十年度総会研修会を開いた。前年度の報告事項のほか、活動方針と事業計画を審議。事業計画では、十二月に研究大会を開くほか各ブロックの研修会を十月から十一月にかけて実施することを決定した。役員改選では、新会長に木古内町立木古内小学校の小野元嗣教頭を選出した。

　開会に当たり、小野副会長があいさつ。「新学習指導要領の全面実施に向けた教育課程の編成やいじめ問題、学力向上など課題は様々」と述べ、学校のよさや地域の実態を生かしながら特色ある学校づくりができるよう校長を補佐する必要性を強調。その上で「研究大会や各ブロックの研修会や自主研修を通して、関係団体の指導を受けながら、全員で団結力を高めていこう」と呼びかけた。

　来賓祝辞では、七飯町教委の與田敏樹教育長、渡島小中学校長会の竹嶋充会長が登壇。

　與田教育長は「学校現場では常に笑顔でいてほしい。周りの職員も笑顔でいれば相談しやすくなる。職場の環境づくりと頼られるリーダーシップを身に付けてほしい」と期待した。

　竹嶋会長は新会員にエールを送るとともに「フットワーク、チームワーク、ネットワークの三つを高くして業務に励んでほしい」と述べた。

　報告事項では、前年度の会務経過、会計決算、会計監査の報告を承認した。

　本年度の活動方針と事業計画、会計予算を審議。事業計画では、十二月に函館市で開催する研究大会や各ブロックにおける研修会を十月から開催することなどを決定した。

　役員改選では、新会長に木古内町立木古内小の小野教頭を選出。事務局長に七飯町立大沼小学校の中田和久教頭を新たに選出した。

　新役員あいさつでは、小野会長が「会員の力を借りながら、より充実した会になるよう運営を進めていきたい」と話し、協力を要請した。

　新年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝小野元嗣（木古内町立木古内小・新）

▽副会長＝木﨑彰（北斗市立大野中）、雨澤啓司（北斗市立浜分中・新）、増田正弘（八雲町立落部中・新）

▽事務局長＝中田和久（七飯町立大沼小・新）

(関係団体 2018-04-23付)