十勝複式教育振興連絡協が総会　７月に複式校母の集い

（関係団体 2018-04-24付）

新会長に佐倉小の塩谷ＰＴＡ会長を選出

　【帯広発】十勝複式教育振興連絡協議会は十九日、幕別町内の十勝教育研修センターで本年度総会を開いた。第六十五回管内複式校母の集い士幌大会の開催を盛り込んだ事業計画などを決定。役員改選では、新会長に士幌町立佐倉小学校の塩谷将邦ＰＴＡ会長を選出した。

　開会に当たり、笠井俊宏会長があいさつ。「会員の理解・協力のおかげで本協議会の会長の職務を務めることができた」と感謝の意を示した上で、これからの管内複式教育の発展、子どもたちの健やかな成長を祈念した。

　続いて、十勝へき地・複式教育研究連盟の織茂竜二郎委員長があいさつに立ち、前年度開催した管内複式校母の集い音更大会を成功裏に終えたことにふれた上で「本連盟としては、士幌町を会場に開催する本年度の複式校母の集いについても全面的にバックアップしていきたい」との意向を示した。

　議事に移り、二十九年度事業、会計、監査について報告し、全員一致で承認したあと、三十年度事業計画および会計予算について審議。活動方針「十勝野における複式教育の振興を図り、心身共に健全で豊かな人間性を持つ子どもの育成を図る」のもと「十勝における複式教育振興の上で必要な諸問題の調査・研究、およびその解決促進に努める」としたほか、七月七日に士幌町総合研修センターで第六十五回管内複式校母の集い士幌大会を開催することなどを決めた。

　役員改選では、新会長に佐倉小の塩谷ＰＴＡ会長を選出。塩谷新会長は、現在、本年度の母の集いの開催に向けて準備作業を進めていることを報告し、本年度も成功裏に終えるよう支援・協力を呼びかけた。

(関係団体 2018-04-24付)