道図書館振興協議会が総会　９月に第６０回図書館大会　１０月以降は各地で全道専門研修

（関係団体 2018-04-24付）

武田新会長を選出した

　道図書館振興協議会は十九日、札幌市中央図書館で三十年度総会を開いた。本年度の事業計画では、九月に札幌市教育文化会館で第六十回道図書館大会、十月に全道図書館専門研修（経営／企画・広報）を行うことなどを決定。役員改選では、会長に道立図書館の武田信吾館長を選任した。

　冒頭、道立図書館の武田館長があいさつ。同館がアスベスト除去工事によって、三十一年三月まで休館することから「理解と協力をいただきたい」と呼びかけた。

　また、最近の道内図書館の状況として、二月に釧路市中央図書館が中心市街地のビル内に移転オープンすることを挙げ「ますます活発な図書館活動が期待される」と話した。

　議事に移り、二十九年度事業、決算、会計監査報告を承認。三十年度の事業計画、予算について審議し、いずれも原案どおり決定した。

　三十年度事業計画では、第六十回道図書館大会を九月十三日から二日間、札幌市教育文化会館で開催。全道図書館専門研修については、テーマ「経営／企画・広報」を十月十九日に旭川市中央図書館、テーマ「子ども読書／学校支援」を十二月十三・十四日に道立教育研究所、テーマ「経営／関係法規」を三十一年一月十七日に道立教育研究所で行う。

　また、テーマ「サービス／レファレンス」は、十一月に道南地区で開く予定となっている。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝武田信吾（道立図書館長・新）

▽副会長＝前田明寿（札幌市中央図書館長）

▽理事（Ｂブロック選出）＝木村純（滝川市立図書館）、丹羽秀人（函館市中央図書館）、南出康弘（斜里町立図書館・新）、森本崇起（根室市図書館・新）

▽理事（総合振興局・振興局管内図書館協議会等選出）＝杉原理美（岩見沢市立図書館・新）、相馬立法（恵庭市立図書館）、鈴木浩一（市立小樽図書館）、綿貫享（登別市立図書館・新）、中野賀津也（平取町立図書館・新）、宮崎弘光（森町図書館・新）、前田平蔵（乙部町公民館図書室）、岡島博行（旭川市中央図書館・新）、渡辺博樹（羽幌町公民館図書室・新）、武藤俊一（稚内市立図書館）、佐賀高広（北見市立中央図書館・新）、前原匡宏（帯広市図書館）、岸田純一（標茶町図書館・新）、櫻井保廣（標津図書館・新）

▽監事＝東信也（石狩市民図書館・新）、篠原暁（沼田町図書館・新）

(関係団体 2018-04-24付)