道教委―高校配置計画検討協議会後志学区　３３年度と３４～３７年度に　０～１学級の調整必要

（道・道教委 2018-05-18付）

公立高校配置の在り方などについて意見交換した

　【倶知安発】道教委は十一日、後志合同庁舎で本年度第一回公立高校配置計画地域別検討協議会を開いた。後志管内の各市町村教委教育長、公・私立高校長、小・中学校長、ＰＴＡ会長ら約九十人が出席し、管内公立高校の配置の在り方などについて意見を交わした。

　開会に当たり、後志教育局の原光宏局長があいさつ。「急速な中学校卒業者数の減少によって、高校の小規模化が進む中、高校の再編は避けて通ることのできない重要な課題」とした上で、今後の特色ある高校づくりや適正な高校配置について「教育水準を維持し、活力ある教育活動を展開する観点に立って、高校づくりに関する指針に基づき進めていきたい」などと述べた。

　続いて、道教委高校教育課の櫻井良之配置・制度担当課長と岡本浩一主査が公立高校配置計画の考え方、各通学区域ごとの現状・課題などについて説明した。

　後志学区については、三十二年度に小樽桜陽高校で一学級減となることを確認したほか、三十三年度に〇～一学級の調整、三十四～三十七年度の四年間に〇～一学級の調整が必要となる見通しを示した。

　このあと、出席者と意見を交換。定時制課程や地域連携特例校、地元の学校の存続、新たな特色ある高校、校種比率などに関する質問や意見、要望の声が挙がった。

(道・道教委 2018-05-18付)