道の未来チャレンジ基金　岩田地崎建設に感謝状　未来担う人材育成へ期待

（道・道教委 2018-05-21付）

感謝状を手にする宮木取締役専務執行役員（左）と小野塚総合政策部長（右）

　道は十七日、札幌市内の建設業者・岩田地崎建設㈱に「ほっかいどう未来チャレンジ基金」寄付に対する知事感謝状を贈呈した。道総合政策部の小野塚修一部長が同社を訪れ、宮木康二取締役専務執行役員に感謝状を手渡した。

　道は二十八年十二月、道内外の企業や個人の協力のもと、若者の海外への挑戦を支援する「ほっかいどう未来チャレンジ基金」を創設。海外留学やスポーツ指導者、芸術家、職人を目指して海外に挑戦する意欲のある若者を支援している。

　同社は、北海道の未来を担う人材の育成を図る基金の趣旨に賛同し、支援が始まった二十九年に寄付を実施。ことし一月に二回目の寄付を行い、累積寄付金額が百万円となった。

　この日、道総合政策部の小野塚部長が同社を訪問し、宮木取締役専務執行役員に感謝状を手渡した。小野塚部長は、寄付に対する感謝の言葉を述べ、事業を意義あるものとして進めていく考えを示した。

　宮木取締役専務執行役員は、北海道命名百五十年の節目を迎えたことを踏まえ、農業、観光、ＩＴなど将来の本道の基幹産業を支える人材の育成につながるよう期待を寄せた。同社は今後も可能な限り寄付を続けていくとしている。

(道・道教委 2018-05-21付)