「子どもたちの交流事業」実施へ―道教委など 7~8月三重県等訪問 北海道命名150年記念事業(道・道教委 2018-05-24付)
道百五十年事業実行委員会と道教委は、「北海道百五十年記念事業・子どもたちの交流事業」を実施する。子どもたちの代表が七月三十・三十一日に松浦武四郎ゆかりの地である三重県松阪市を、八月七・八日に島義勇ゆかりの地である佐賀県佐賀市をそれぞれ訪問。北海道とのかかわりを学ぶほか、地域の子どもたちとの交流事業を実施する。現在、札幌市と十四管内からの参加校を募集しており、六月中旬に決定する予定。
北海道命名百五十年を記念して実施する交流事業は、北海道の名付け親、松浦武四郎ゆかりの地である松阪市、札幌の礎を築いた島義勇ゆかりの地である佐賀市の歴史・文化、北海道とのかかわりを学び、両地域との親睦を深めることが目的。
その成果を全道に普及させることで、本道全体で子どもたちのふるさとへの誇りと愛着を育み、本道の未来の創造に積極的に貢献する意欲の向上を図る。
募集人数は、松阪市、佐賀市ともに小学校六年生三十人。
訪問先のバス代、宿泊費、食事代、保険料などを含む参加費は無料となっている。
市町村教委が各教育局に対し、学校単位で参加を申請。一校当たり子ども四人、引率教員一人のグループで申し込む。原則として一管内一グループ、札幌市から一グループの計十五グループとし、六月中旬をめどに参加校を決定する予定。
事前ワークショップを七月十五日、道庁赤れんが庁舎で開き、事業についての学習やグループワークなどを行う。
松阪市の訪問は七月二十九~三十一日、佐賀市の訪問は八月六~八日を予定(いずれも初日は北海道からの移動日)。
いずれも訪問一日目は市内小学生との交流事業のほか、松阪市では松浦武四郎の記念館や生家を、佐賀市では、備前さが幕末維新博、三重津海軍所跡を見学する。二日目は、三つのコースに分かれて地域の歴史や文化を学ぶグループワークを行う予定。
事業実施後の九月十六日、道庁赤れんが庁舎で報告会を開催。グループごとに成果を発表し、全道への普及を図る。
(道・道教委 2018-05-24付)
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