道教委が新任指導主事研修会 山本委員 初心を忘れないで(道・道教委 2018-05-28付)
32人が参加し、講話や講義などを通して研鑚を積んだ
道教委は二十三~二十五日の三日間、道庁本庁舎で三十年度新任指導主事研修会を開いた。山本伸弘委員による特別講話をはじめ、様々な講義、演習、課題研究などを実施。新任指導主事三十二人が参加し、指導主事として必要な知識の習得に向け研鑚を積んだ。
道内から、新任の指導主事三十二人が参加した。
初日の開会式では、総務課の中嶋英樹主幹が「三日間の研修を通して、必要な知識などについて研鑚を積み、今後の業務に生かすとともに、同期として親交を深める場として活用してほしい」とあいさつした。
引き続き、山本委員が「指導主事への期待」と題して特別講話を行った。
山本委員は、自身のこれまでの経歴を振り返り、いつ何時でも初心を忘れないことや、未来を担う人材の育成の重要性などを指摘した。
また、行政と学校現場の両方で勤務してきた経験から、チームとして子どもたちを育てる“同僚性”の大切さを強調。「様々な課題に対して、先輩や同僚と助け合いながら子どもたちのために尽力することが大切」と説いた。
このほか、子どもたちの学力・体力の状況や子どもたちを取り巻く環境・意識、教育の動向などについて説明し、今後、指導主事としてそれぞれ活躍することに期待を寄せた。
講話後には、公務員倫理と服務や北海道の教育施策などの講義を行ったほか、旭川市立朝日小学校の木下俊吾校長が「包括的な学校改善に向けた校長の支援」をテーマに講話した。
二日目は、各課担当者による講義や外部講師を招いた講話などを実施。
最終日には、講義・演習のほか、「生徒指導・学校安全に関する問題と対策」「学校教育指導における指導助言のあり方」についての課題研究を行った。
(道・道教委 2018-05-28付)
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