道教育評価研究会が総会開く　新会長は小松田校長（札幌市新琴似北中）　１１月、札幌で節目の５０回大会

（関係団体 2018-05-29付）

新会長に選任された札幌市立新琴似北中の小松田校長

　道教育評価研究会（＝道評研）は五月中旬、ホテルライフォート札幌で三十年度総会を開いた。十一月に札幌市で第五十回研究大会を開くことをはじめとした事業計画を決定。役員改選では、新会長に札幌市立新琴似北中学校の小松田靖校長を選任した。

あいさつに立った小松田新会長は、本年度、研究大会が五十回目の節目を迎えることにふれ「これまでの研究会の流れを踏まえつつ新たな研究会の在り方についても本格的に検討していく」と述べ協力を呼びかけた。

　また「北海道における評価情報の発信と交流を担う会としての役割をしっかり自覚して活動を進めていきたい」と抱負を語った。

　議事に移り、本年度の事業計画などを決定。研究主題には「生きてはたらく力を育てる評価の在り方～指導と評価の一体化」、研究推進の視点には「思考力・判断力・表現力を育てる授業と評価」「真正の評価とは」などを掲げた。

　事業計画には、十一月十六日に札幌市教育文化会館で第五十回道教育評価研究大会を開くことを盛り込んだ。大会主題は「新学習指導要領にどう向き合い評価していくのか～資質・能力とは、パフォーマンス評価の有効性とは」を予定しているほか、全体講演や分科会、グループ討議などを行う。

　このほか、八月十七日に札幌市立白石中学校で夏の学習会を開くこととした。

　役員改選も行い、新会長に札幌市立新琴似北中の小松田校長を選任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝小松田靖（札幌市新琴似北中校長・新）

▽副会長＝可児幹博（紋別市紋別中校長）、村上篤（北斗市大野中校長）、加藤淳子（中札内村上札内小校長）、和田悦明（札幌市啓明中校長・新）、坂田直繁（遠軽町安国中校長・新）

▽監査＝葉葺清敏（大空町東藻琴中校長）、竹内克憲（遠軽町遠軽中校長）

▽事務局長＝越田公美（札幌市白石中校長・新）

(関係団体 2018-05-29付)