教育振興基本計画改定へ　札幌市教委が検討会議開催　検討スタート　８月に初会合

（市町村 2018-06-07付）

　札幌市教委は、教育振興基本計画の改定に向けた検討をスタートさせる。あす八日午後一時三十分からＳＴＶ北二条ビルで第一回検討会議を開く。学識経験者や学校関係者などで構成する委員から、市の学校教育や生涯学習に関し、広く意見を募るもの。当日は、会議の日程や計画について話し合う予定となっている。

　計画は、市立幼稚園、小・中・高・中等教育・特別支援学校の学校教育および幼児から高齢者までの生涯学習全般を対象範囲とした教育に関する施策を総合的に示すもの。

　二十六年度から三十五年の十年間を見据えた基本理念を示す「札幌市教育ビジョン」と、五年間で取り組む教育施策を示す「札幌市教育アクションプラン（前期・後期）」で構成している。

　市教委は、三十年度に前期アクションプランの計画期間が終了となるため、三十一～三十五年度を計画期間とする後期の教育アクションプランを盛り込んだ計画の改定版を策定することとした。

　計画改定に向け、委員を学識経験者や学校関係者、公募委員などで構成する札幌市教育振興基本計画の改定に向けた検討会議を設置。市の学校教育や生涯学習などについて意見を募る。

　会議は八月三十日までに計四回開く見通し。第一回会議はあす八日に開き、議長・副議長を選出するほか、日程や計画について話し合う予定。

(市町村 2018-06-07付)