札幌市立高の31年度入選学校裁量―札幌市教委 昨年度と同じ内容で実施 一般入試 5校が学校裁量問題(学校 2018-06-18付)
札幌市教委は十五日、札幌市立高校の三十一年度入学者選抜における学校裁量事項の概要を発表した。すべて昨年度と同じ内容となっている。全日制・定時制の推薦入試は七校八学科で実施。このうち、三学科で英語の聞き取りテストを行う。また、一般入試の学力検査では、全日制の五校七学科で学校裁量問題を出題する。
札幌市立高校の三十一年度入学者選抜概要をみると、全日制においては六校七学科で推薦入試を実施する。
面接以外の実施項目では、札幌旭丘普通科、札幌清田普通科普通コースとグローバルコースで英語の聞き取りテストを取り入れる。
自己アピール文の提出は、札幌藻岩普通科、札幌平岸普通科デザインアートコース、札幌清田普通科普通コースとグローバルコース、札幌新川普通科で採用する。
このほか、札幌旭丘普通科や札幌清田普通科普通コースとグローバルコースで適性検査、札幌平岸高普通科デザインアートコースで実技、札幌清田普通科グローバルコースで英語による問答を行う。
定時制の札幌大通の自己推薦入試では、面接以外に自己推薦書の提出と作文を取り入れ、午前部三十人程度、午後部三十人程度、夜間部五十人程度の入学枠を設けた。
一般入学者選抜における知識・技能等を活用する力を重視した学校裁量問題は五校七学科で導入。
学力検査で傾斜配点を採用する学校は清田の一校で、普通科グローバルコースの英語の配点を二倍とする。
また、複数尺度による選抜で重視する項目を変更した高校はなかった。
(学校 2018-06-18付)
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