旭川市小中主幹教諭協議会が発足　初代会長は緑が丘中・長谷川氏　１０月に外部講師招き研修会

（関係団体 2018-06-22付）

初代会長の長谷川主幹教諭が意気込みを語った

　【旭川発】旭川市小中学校主幹教諭協議会が新たに発足した。十四日には市子ども総合相談センターで設立総会を開き、活動方針や事業計画などを決定。十月に外部講師を招き研修会を開くことなどを決めた。初代会長には市立緑が丘中学校の長谷川猛主幹教諭を選出した。会員四十六人は、職能向上や教育課程の改善・充実などについて研修を深める。

　市内の主幹教諭が増えたことから、関係者が自主的に主幹会を開いて定期的に情報を交流。本年度に入り、四月に発起人六人で設立準備委員会を立ち上げたのち、市教委、校長会、教頭会の協力を得て設立総会開催に至った。

　冒頭、発起人を代表して市立愛宕東小学校の齊藤知尋主幹教諭が設立までの趣旨を説明。「会員四十六人はそれぞれ素晴らしい経験をもっている人ばかり。クリエイティブなことを発信していけたら」と述べた。

　続く役員選出では、初代会長に緑が丘中の長谷川主幹教諭をはじめ、副会長に広陵中の河村知泰主幹教諭、明星中の髙綱智美主幹教諭などを選任した。

　長谷川会長は「役員一同、皆さんと協力しながら頑張っていきたい」と語った。

　議事では、会則のほか、本年度の活動方針や事業計画、各部計画などについて協議。

　本年度の活動方針については、「心豊かでたくましく、社会に貢献しようとする児童生徒の育成を目指し、組織的・継続的な研修と的確で迅速な情報交流を通して、主幹教諭の職能向上を図り、創意と調和のある学校運営に努める」など四つの方針を掲げて取り組んでいく。

　事業計画については、十月二十九日に十月研修会を開催。外部講師による講演や、小学校二部会、中学校一部会に分かれてテーマに基づきながら情報交流を図る研修内容を検討している。＝計画概要は後日掲載＝

　役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝長谷川猛（緑が丘中）

▽副会長＝河村知泰（広陵中）、髙綱智美（明星中）、田村貴史（陵雲小）

▽事務局長＝齊藤知尋（愛宕東小）

▽研修部長＝成田恵（東光小）

▽庶務部長＝佐藤孝俊（東明中）

(関係団体 2018-06-22付)