新会長は萩澤氏（石狩Ｐ連）　道ＰＴＡ連合会第７１回総会　１０月に旭川で研究大会開催

（関係団体 2018-06-21付）

萩澤新会長は「皆さんの意見をいただいて、前に進んでいきたい」と述べた

　道ＰＴＡ連合会（＝道Ｐ連）は十六日、ホテルポールスター札幌で第七十一回総会を開いた。「家族の絆を深め、豊かな心をもった子どもたちを育てるＰＴＡ活動に努める」などの基本方針を決定。第六十五回日本ＰＴＡ北海道ブロック研究大会旭川大会を十月に旭川市民文化会館等で開催するなど、本年度活動計画を決めた。役員改選では、新会長に石狩管内Ｐ連の萩澤教達氏を選出した。

　開会あいさつで青田基会長は、保護者が子育てや教育環境の変化を学び、学校とともに対処する重要性を指摘。コミュニティ・スクールの導入など、地域の果たすべき役割の重要度がますます高まっているとし「子どもたち、地域のため、知恵と力を使ってほしい」と呼びかけた。

　続いて、道教委の佐藤嘉大教育長、道小学校長会の本間達志会長が来賓あいさつ。佐藤教育長は、地域活動、社会教育とのかかわりが地域コミュニティの維持につながるとし、地域、行政、家庭、地域が一体となり、オール北海道で地域を支える必要性を強調した。

　議事では、三十年度の基本方針を決定。①家族の絆を深め、豊かな心をもった子どもたちを育てるＰＴＡ活動に努める②命の大切さとともに、生きることの大切さを育むＰＴＡ活動を進める③家庭・学校・地域・行政との連携・協働を強め、理解と協力に基づくＰＴＡ活動になるよう盛り上げる―の三点を定めた。

　三十年度事業計画では、日本ＰＴＡ北海道ブロック協議会（道Ｐ連、札幌市ＰＴＡ協議会）主催による第六十五回日本ＰＴＡ北海道ブロック研究大会旭川大会を十月六～七日、旭川市民文化会館などを会場に開催することを決定。

　大会スローガン「より良い社会と希望ある未来を子どもたちに残すため　多様な個性との共生を目指してともに学び合いましょう」、大会主題「架橋～架けよう　未来へ　希望の橋を　つなごう　こころを　子どもたちのために」を設定した。

　また、現行の役員体制では関係団体からの要請に応じて役員を派遣することが難しいため、役員に新たに参与を加えるよう会則を改正した。

　役員改選では、新会長に石狩管内Ｐ連の萩澤氏を選出。萩澤新会長は「ＰＴＡは保護者と教師の会。子どもに携わる者として、皆さんの意見をいただいて、前に進んでいきたい」と述べた。

　三十年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝萩澤教達（石狩管内Ｐ連・新）

▽副会長＝荒井由紀恵（石狩管内Ｐ連・新）、菊川哲平（上川南部Ｐ連・新）、干山毅（函館市Ｐ連）、太田啓充（北空知Ｐ連・新）、浪岡弘明（オホーツク東部地区Ｐ連・新）、設楽正敏（北広島市東部小校長）、佐藤誠（千歳市北斗中校長）、辻麻紀（石狩管内Ｐ連）

▽副会長（会長指名）＝本間公浩（旭川市Ｐ連・新）

▽監査＝朴木恒輔（上川南部Ｐ連・新）、名取由美（檜山Ｐ連・新）、山中晴吾（南空知Ｐ連）

(関係団体 2018-06-21付)