道教委―第２回高校配置計画検討協　檜山学区　存続へ定数の改善を

（道・道教委 2018-07-31付）

各地域の高校存続に向けて意見を交わした

　【江差発】道教委は十八日、檜山合同庁舎で第二回公立高校配置計画地域別検討協議会を開いた。各町教委の教育長や高校長など十六人が出席。檜山学区における三十七年度までの中卒者数の見通しと学級数について、高校教育課の櫻井良之配置・制度担当課長と髙橋宏明主幹が説明した。

　はじめに、河野秀平局長があいさつ。「子どもたちの教育環境の充実を図るために、理解と協力をお願いしたい」と呼びかけた。

　続いて、櫻井配置・制度担当課長と髙橋主幹が来年度以降の計画案と中卒者数の推移などを説明。三十～三十三年度の学級数の減少については、檜山北高校が来年度の募集学級数を三間口から二間口に減少する可能性があり、計画決定時に公表する方針を示した。

　また、三十四～三十七年度までの四年間では、「ゼロから一間口での調整が必要になる」と話した。

　そのほか、道教委が進める遠距離通学費等補助制度や各種事業も紹介した。

　質疑・要望では「檜山北高の学級減をなるべくしない方向で調整してほしい」という要望のほか、地域から高校がなくなることで、町の過疎化が進むことから「高校における定数の改善なども検討してほしい」という意見が挙がった。

(道・道教委 2018-07-31付)