早起き・職場見学デー―道と道教委　職員の子が様々な体験活動　尊敬する気持ち深める

（道・道教委 2018-08-02付）

　夏休み期間の七月三十一日、道と道教委は、道庁および道庁別館で早起き・職場見学デーを実施した。両親の職場を見学したほか、防災、エゾシカ対策など六ブースで様々な体験活動を実施。知事部局および道教委職員の子どもたち五十一人が参加し、働いている両親の姿を見て、あらためて尊敬の気持ちを抱いている様子だった。

　早起き・職場見学デーは、道庁・道教委職員の子どもを職場に招き、親が働く姿を見学することで、保護者への感謝の気持ちや親子のふれあいを深めるなど、家庭教育の一助とすることが目的。知事部局および道教委職員の子ども五十一人が参加した。

　開会式では、道総務部の佐藤則子人事局長があいさつ。早寝早起きなど規則正しい生活習慣の大切さを伝え「普段と違うお父さん、お母さんを見てもらい、様々な体験コーナーを楽しんで」などと呼びかけた。

　記念撮影のあと、子どもたちはグループに分かれて両親の職場を訪問。

　このうち、道教委学校教育局参事（生徒指導・学校安全）を訪れた子どもたちは、両親の上司や同僚に元気よくあいさつ。両親の仕事について説明を受けたあと、内線を使って電話対応を体験した。

　職場見学を終えた子どもたちは、特設コーナー「やってみよう！北海道の仕事」に参加。防災、エゾシカ対策、アイヌ、手話、木育、体育の六ブースに分かれ、様々な体験活動を行った。

　エゾシカ対策ブースでは、エゾシカの皮を使ったストラップづくり、防災ブースでは、防災カルタを使い、楽しみながら防災について学んでいた。

　体育ブースでは、縄跳びのほか、道教委が制作したダンスエクササイズ「チョコ・ダン」動画を視聴してダンスに挑戦。講師の体の動きに合わせて、伸び伸びと体を動かしていた。

　参加者からは、「いつもと違う様子のお父さんを知ることができてうれしかった」「いろいろな体験ができた。来年も行きたい」などの感想が寄せられた。

(道・道教委 2018-08-02付)