道教委が地域学校協働活動推進会議 基盤整備へ必要なことは 効果的な連携に向け議論(道・道教委 2018-08-03付)
推進会議の構成員、道教委職員ら約20人が出席
道教委は七月三十日、道庁別館西棟で第一回道地域学校協働活動推進会議・コミュニティ・スクール連絡協議会を開いた。本年度の会議のテーマ「地域学校協働活動とともにコミュニティ・スクール(CS)の推進に向けた基盤を整備するために必要なことは何か」のもと、地域と学校の効果的な連携・協働の推進体制、活動の在り方について協議。委員からは、教員の負担を軽減するコーディネーターの確保の課題、地域とかかわりの深い教員の重要性などについての意見が上がった。
地域学校協働活動とCSの総合的な在り方を検討することを目的として、地域学校協働活動推進会議、コミュニティ・スクール連絡協議会を併せて実施したもの。行政、学校、社会教育、経済団体、企業、PTAの関係者など推進会議の構成員、事務局を務める道教委の職員約二十人が出席した。
開会に当たり、事務局長を務める加藤ひとみ義務教育課地域連携担当課長があいさつ。本年度の推進会議のテーマ「地域学校協働活動とともにCSの推進に向けた基盤を整備するために必要なことは何か」を示し、効果的な地域ぐるみの推進体制、活動をつくるため、「地域と学校がパートナーとして、連携・協働を推進する方策について協議を深めていきたい」と述べた。
続いて、針ヶ谷一義主幹が推進会議の年間テーマ、今後のスケジュールなどを説明。
従来の「支援」から「連携・協働」に視点を発展させ、地域学校協働活動、CS推進のポイント、基盤整備に向けた啓発の在り方を検討する今後の方針を示した。
つぎに、効果的な地域ぐるみの推進・連携体制、活動の在り方について協議。委員からは、教員の負担を軽減するコーディネーターの役割と確保に向けた課題、地域とかかわりの深い教員の重要性などが指摘された。
第二回会議は十二月に開き、今後作成する『実践事例集』『地域学校協働活動推進員・地域コーディネーターの手引(改定・追補)』の方向性の検討などを行う予定。
(道・道教委 2018-08-03付)
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