枝幸町山臼小が現場見学会参加　歩道設置工事現場を観察　建設業の魅力にふれる

（学校 2018-08-28付）

　【稚内発】枝幸町立山臼小学校（鈴木貴之校長）は二十一日、開発局稚内開発建設部浜頓別道路事務所が主催する現場見学会に参加した。学校前で進められている歩道設置工事の現場を観察し、建設業の果たす役割やその魅力の一端にふれた。

　見学会には、全校児童十三人が参加した。

　冒頭、浜頓別道路事務所の佐々木清彦所長が「皆さんが安全に道路を歩けるように歩道をつくっているので、きょうはぜひその工事の様子を見てほしい」と述べた。

　続いて、同事務所の小城信彰工務課長が事業概要や道路ができるまでの流れを説明したあと、重機の試乗体験を実施。児童たちは、高所作業車の作業台に乗って学校前の歩道工事の様子を眺め「すごく高い！」などと歓声を上げた。

　また、バックホーやタイヤショベルの試乗も体験。運転席にある様々なレバーを触って、操縦士気分を味わった。

　児童たちは「高かったけど怖くはなかった」「いつも見ている道路が小さく見えた」などと感想を話していた。

　鈴木校長は「普段はなかなか建設現場のことを知ることができないので、建設機械にふれることで仕事の様子や働く人たちの苦労を少しでも感じる機会になれば」と語った。

(学校 2018-08-28付)