３１年度特別支援学校配置計画―道教委　２校で１学級増に変更　道南圏新設校は計画案どおり

（道・道教委 2018-09-05付）

　道教委は、四日に開いた第十九回教育委員会会議で三十一年度公立特別支援学校配置計画を決定した。六月の計画案で示した三十一年度の学級数について、平取養護学校普通科（重複）、旭川養護学校普通科（重複）をそれぞれ一学級増に変更。道南圏（函館市）に函館稜北高校の空き教室を活用して新設する高等支援学校に関しては、計画案どおり検討している。

　六月に公表した計画案からの変更内容をみると、三十一年度において一学級としていた平取養護普通科（重複）を二学級に、三学級としていた旭川養護普通科（重複）を四学級に変更した。

　知的障害特別支援学校高等部（職業学科・普通科職業コース設置校）の配置の見通しについて、道南圏（函館市）で三十一年度、函館稜北高の空き教室を活用して新設する高等支援学校に関しては、計画案どおり検討。函館五稜郭支援学校の機能を新設校に移転する。

　三十二年度においては、道央圏で計画案どおり二学級相当の定員確保を検討。道北、オホーツク、十勝圏では、一学級相当の定員の確保を検討する必要性を示している。いずれも既存校で対応することとした。

(道・道教委 2018-09-05付)