全道９割弱、１７５３校　道内公立学校の臨時休校　７日現在

（道・道教委 2018-09-10付）

７日の公立学校臨時休校（クリックすると拡大表示されます）

　道は、北海道胆振東部地震の影響に伴う道内公立学校の臨時休校の状況をまとめた。地震が発生した六日、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校計一千九百七十三校のうち、九五・八％が休校。七日午前八時現在の情報では、九割弱に当たる一千七百五十三校が臨時休校とした。このうち、石狩・胆振・渡島・根室管内と札幌市では、すべての公立幼稚園と学校が休校措置を講じた。

　六日午前三時八分ころ、胆振地方を震源に最大深度七の地震が発生。苫東厚真火力発電所をはじめとする道内すべての火力発電所が緊急停止したことで、道内全域で停電が発生した。

　これに対し道教委は、道立学校に対し休校を指示するとともに、札幌市以外のすべての市町村立学校に休校を要請。六日、道内の公立幼稚園、学校のうち、九五・八％に当たる一千九百七十三校が休校した。

　七日の臨時休校は、午前八時現在の情報によると、一千七百五十三校で、全体の八八・八％。

　地域別では、震源のあった胆振をはじめ、石狩・渡島・根室の各管内と札幌市では、すべての幼稚園と学校が休校措置を講じた。

　七日午前八時現在で、臨時休校措置を講じた学校種別の内訳は、幼稚園が四十園、小学校が九百十八校、中学校が五百三校、義務教育学校が四校、高校が二百十六校、中等教育学校が二校、特別支援学校が七十校となっている。

(道・道教委 2018-09-10付)