31~33年度公立高配置計画―道教委 大空町立新設校など決定 31年度、14校で1学級増に変更(道・道教委 2018-09-05付)
道教委は、四日に開いた第十九回教育委員会会議で、三十一~三十三年度公立高校配置計画を決定した。三十三年度計画では、大空町で道立女満別高校と町立東藻琴高校を再編して町立の全日制総合学科校を新設するほか、南幌高校を募集停止にするなど、計画案どおり決定。三十一~三十二年度計画の変更点では、三十一年度に長沼高校など十四校で一学級増にするとした。
決定した計画のうち、三十一~三十二年度計画の変更点をみると、三十年度入学者選抜の結果、学級減を行った十五校のうち、長沼高、深川西高、檜山北高、上川高、留萌高、斜里高、紋別高、湧別高、清水高、広尾高、本別高、標茶高、弟子屈高の十三校を三十一年度にそれぞれ一学級増。羅臼高も三十一年度に一学級増とする。
そのほかは概ね計画案どおりで、三十二年度に学級減と併せて学科転換する学校は、深川東高校など五校。釧路工業高校は三十二年度に学級減とした。
幕別高校を三十一年度に募集停止とし、新設校を設置する。
三十二年度、岩内高校の事務情報科を地域産業ビジネス科に学科転換し、単位制を導入する。
地域連携特例校に関しては、三十一年度、夕張高校と松前高校に導入するとした。
三十三年度計画では、大空町で道立全日制課程の女満別高と町立定時制課程の東藻琴高を再編し、町立の全日制総合学科を新設。南幌高は募集停止とする。
札幌真栄高校で一学級の増、滝川高校など十六校で十七学級の減とし、このうち市立札幌藻岩高校は二学級の減。
伊達緑丘高校については「今後の市の検討結果を勘案し、三十三年度における伊達高校との再編も含め、変更することもある」と付記した。
苫小牧工業高校定時制は学科を再編。地域連携特例校の蘭越・虻田・苫前商業・常呂・阿寒高校、福祉に関する学科を設置する置戸高校は、再編整備を留保する。
(道・道教委 2018-09-05付)
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