代表高校副校長・教頭研究協開く―道教委　関係機関が密接に連携を　開会あいさつで山本課長

（道・道教委 2018-09-05付）

１６人が参加し、研鑚を積んだ

　道教委は三日、道庁別館で三十年度全道代表高校副校長・教頭研究協議会を開いた。開会式であいさつに立った山本明敏高校教育課長は、学習指導要領の改訂や高大接続改革を踏まえ、子どもたちが多様な人々と協働しながら未来を切り拓いていく力を身に付ける大切さを強調。また、様々な課題の解決を図るために、道教委と学校、関係機関が密接に連携し、一体となって取り組むことの重要性を説いた。

　教育行政上の課題等について研究協議を行い、本道の高校における学校運営全般の改善・充実に資することが目的。道高校教頭・副校長会の本部役員、理事十六人が参加した。

　開会式では、山本高校教育課長があいさつ。学習指導要領の改訂や高大接続改革にふれ、新たな時代を見据え、子どもたちがあらゆる他者と価値ある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら未来を切り拓いていく力を身に付ける大切さを強調した。

　また「本道においても、グローバル人材の育成や高度情報化への対応、地域を支える人材の育成に向けた取組など、高校教育の質の向上、確保に向けた様々な取組を進めている」と報告。その上で「様々な課題の解決を図るためには、道教委と学校が密接に連携し、一体となって取り組むことが重要」とし「教頭・副校長会においても、道教委との連携を密にした取組を一層推進してほしい」と呼びかけた。

　引き続き、山本高校教育課長が「今日的な教育課題」と題して講話。時代背景と将来予測や、学習指導要領の改訂にふれた上で、カリキュラム・マネジメントの在り方や今後の学校運営に向け、管理職として求められる資質・能力などについて解説した。

　このあと、各課の担当者が教育行政上の課題について説明した。

(道・道教委 2018-09-05付)