胆振東部地震道内学校等の対応―十勝管内の小・中　３町で６日に通常授業実施　

（市町村 2018-09-12付）

　【帯広発】北海道胆振東部地震では、十勝管内でも多くの学校で臨時休校の措置が取られた。そうした中、大樹町、浦幌町、陸別町の八校が授業を行った。また、給食への対応はそれぞれの学校で異なった。

　六日未明の地震では、十勝管内の十地点で震度４を観測。六日は多くの学校で臨時休校の措置を取ったが、大樹町、浦幌町、陸別町の八校で授業を行った。

　七日は四十三校で、短縮授業や通常授業を行った。

　陸別町教委では、町内小・中学校二校で備蓄してある非常用食品を給食の代わりとして配り、通常どおり授業を行った。

　浦幌町教委では、六日は町内全四校で給食を提供し通常授業。七日は三時限目まで繰り上げて授業を行った。町教委は児童生徒の様子について「表情に元気があり、落ち着いて授業を受けている」と話していた。

　また、帯広市立柏小学校、帯広市立明和小学校、幕別町立幕別小学校、幕別町立札内北小学校では、五日から修学旅行で札幌市を訪問していたが、六日の夕方に帰着した。

(市町村 2018-09-12付)