網走桂陽高２年生がインターンシップ　建設業の魅力　肌で感じ

（学校 2018-09-21付）

６現場で見学・実技を行い、土木の魅力を伝えた

　【網走発】網走桂陽高校（勝木祐一校長）は十二日から二日間、網走市内の各事業所で二年生を対象にインターンシップを実施した。建設業を営む㈱そうけんでは、同社が担当している六現場を見学。重機の動作方法や傾斜面用安全帯を着用した作業方法を体験するなど、建設業の魅力を肌で感じていた。

　インターンシップは、市内の事業所五十者が協力。そうけんには、土木に興味をもつ二年生三人が訪れた。

　初日は、説明を前に片山浩幸常務取締役があいさつし、「二日間の現場見学・体験を通して、土木のよいところ・魅力をみつけ、今後の進路選択に役立ててほしい」と呼びかけた。会社概要・業務内容の説明は、中村誠一郎次長が担当。建設業の魅力について「大型重機を使うなど、スケールの大きい仕事ができる。ほかの業種では達成できないやりがいがある」と強調した。

　このあと現場見学に移り、初日は「山下跨道橋」「大曲地区復旧治山」「網走浄化センター等維持管理」など三現場、二日目は「右の沢川砂防繰越」「女満別空港業務」「中山間東藻琴地区６１工区」を見学した。

　大曲地区復旧治山の現場では、工事概要や作業工程について説明を受けたほか、急斜面用安全帯を着用した斜面における作業方法を実際に体験した。

　生徒の一人は「大変な仕事だが、作業員の皆さんが楽しそうに仕事をしていて、建設業界に興味をもった」などと話していた。

(学校 2018-09-21付)