道路を身近に感じよう! 除雪機械見学・写生会に参加 稚内東小(学校 2018-10-09付)
気に入った除雪機械を画用紙に思いのままに描いた
【稚内発】稚内市立稚内東小学校(本間正博校長)は二十六日、開発局稚内開発建設部(=稚内開建)が主催する道路維持除雪機械見学・写生会に参加した。稚内道路事務所を訪れ、除雪時に使用する除雪トラックなど、普段近くで見ることのできない様々な機械を見学。除雪機械の乗車体験や写生会も行い、除雪機械の役割などを学んだ。
稚内開建では、道路の維持管理の役割を理解し、道路を身近に感じてもらうことを目的に、道路維持除雪機械の見学会や写生会を行っている。本年度は、稚内東小の三年生五十三人が参加した。
冒頭のあいさつで稚内道路事務所の阿部康明所長は「除雪機械は朝早くから動いて、皆さんが安全に登校できるよう道路をきれいにしている。きょうは普段近くで見ることのできない機械を間近で見て、乗って、道路や除雪について学んでほしい」と語った。
続いて、構内に展示している路面清掃車、除雪トラック、除雪ドーザ、ロータリー除雪車を見学。職員が「除雪ドーザは交差点など細かいところを除雪する」などと説明した。児童たちは「路面清掃車で掃除したごみはどこに行くのか」「除雪車は一日どのくらいの時間動くのか」などと次々と質問し、間近で見た様々な機械に興味津々な様子だった。
このあと、除雪トラックと除雪ドーザに乗車。機械から降りてきた児童たちは「すごく高かった」「シートに座ったら体が沈んだ」などと興奮気味に話していた。
写生会では、気に入った除雪機械の前に座り、真剣な表情で絵を描いていた。
阿部所長は「この機会に、道路の安全・安心を守るという大切な仕事があることを知って、この世界に興味をもってもらえれば」と語った。
本間校長は「自分たちが道路を安全に歩けるのは、たくさんの人に助けられているおかげだと知ってほしい」と話した。
(学校 2018-10-09付)
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