ネット利用の在り方模索―札幌市教委 小・中14校で研究推進 地域でのルール策定目指す(学校 2018-10-05付)
札幌市教委は、本年度の「インターネット利用にかかる地域密着型教育啓発事業」について、実施校に小・中学校合わせて十四校を指定し、研究を進めている。安全なインターネット利用に向け、地域におけるルール策定のほか、研修会を開くもの。三十二年三月を目途に地域における安全なインターネット利用のためのルール策定を進めていく。
事業は、児童生徒が安全にインターネットを利用できるよう、児童生徒のみならず、教師や保護者もインターネット利用について理解を深めることが目的。また、地域のネット利用の在り方について発達の段階に応じたルールの策定を行うことも目指している。
同一中学校区の小学校と中学校が連携して行うもので、本年度は柏丘中学校区など四校区合わせて十四校を事業実施校とした。
今後は、外部講師を招き、それぞれ教職員や保護者向けの研修会のほか、児童生徒向けの特別授業を行う。
特別授業は、ネットトラブルの基礎知識や被害に遭わないためのポイントなど、児童生徒の発達の段階に合わせて行うこととしている。
また、各中学校区がそれぞれ三十二年三月を目途に地域における安全なインターネット利用のためのルール策定を進めていく。
事業対象校はつぎのとおり。
▽柏丘中学校区=柏丘中、白石小、本通小、北郷小
▽中の島中学校区=中の島中、平岸小、中の島小
▽常盤中学校区=常盤中、常盤小、石山東小
▽手稲中学校区=手稲中、手稲中央小、富丘小、西宮の沢小
(学校 2018-10-05付)
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