上川管内道立学校・市町村の文科省・道教委指定事業―上川局まとめ 各校などで49事業推進 新規に道徳教育推進校事業など(学校 2018-10-09付)
【旭川発】上川教育局は、本年度の管内道立学校・市町村における文部科学省と道教委の指定事業(八月三十一日現在)を取りまとめた。文科省指定で二十事業、道教委指定で二十九事業を展開。新規事業では、文科省の「道道徳教育推進校事業」に旭川市立東五条小学校と東神楽町立東神楽中学校、上富良野高校が指定を受けた。道教委指定事業では、旭川農業高校が本年度から三年間、「国際水準GAP教育推進プロジェクト」に取り組む。
指定事業の概要はつぎのとおり。
◆文部科学省
【学力向上関連事業】
▼スーパーサイエンスハイスクール(27~31年度)
▽指定先=旭川西高
高校および中高一貫教育校における先進的な科学技術・理科、数学教育に関する教育課程などの改善に資する実証的資料を得るため、理数系教育の教育課程などに関する研究開発を行うとともに、将来の国際的な科学技術系人材の育成や高大接続の在り方の検討を図る。
▼研究開発学校「遠隔授業の対面により行う授業時数を緩和した単位認定の在り方」(29~32年度)
▽指定先=下川商業高
小規模校や離島の高校の教育水準の維持向上を図るため、全日制および定時制課程高校におけるメディアを利用して行う遠隔授業の対面によって行う授業時数を緩和した単位認定の在り方ならびに指導方法についての研究開発を行う。
▼教科等の本質的な学びを踏まえたアクティブ・ラーニングの視点からの学習・指導方法改善のための実践研究(SCRUM)(30~31年度)
▽指定先=サポート校―旭川東高。連携校―旭川永嶺高
学習指導要領の改訂を踏まえ、「社会に開かれた教育課程」を実現するため、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの学習・指導方法の改善やカリキュラム・マネジメントの推進などに取り組むとともに、その成果を普及し新学習指導要領の周知・徹底を図る。
▼環境のための地球規模の学習および観測プログラム(グローブ)推進(29~30年度)
▽指定先=上川高
米国の提唱にかかる「環境のための地球規模の学習および観測(Global Learning and Observations to Benefit the Environment)計画」に関し、都道府県教委との連携・協力のもと、児童生徒の環境への興味・関心を高めるための指導方法などの研究・普及を進め、学校における環境教育の一層の推進を図る。
【生徒指導関連事業】
▼高校生ステップアップ・プログラム(30年度)
▽指定先=旭川東高定時制
道立高校における不登校や中途退学の未然防止のため、予防的・開発的な視点に基づく高校生の人間関係を形成する力やコミュニケーション能力の育成を図る取組の実践および教員への普及を図る。
▼中1ギャップ問題未然防止(30年度)
▽指定先=東川町東川小・東川第一小・東川第二小・東川第三小・東川中
児童生徒の人間関係づくりの能力の育成や小・中学校間の連携を促進するなど、各地域で特色ある中1ギャップ問題解消の取組を実施し、その成果などを全道に普及する。
▼スクールソーシャルワーカー活用(30年度)
▽指定先=東神楽町、比布町、東川町
社会福祉などの専門的な知識や経験を有する人材をスクールソーシャルワーカーとして活用し、問題を抱えた児童生徒に対し、関係機関などの連携や多様な支援方法を用いて課題解決を図る。
【道徳教育関連事業】
▼道道徳教育推進校事業「道徳教育の抜本的改善・充実に関する事業」(30年度)
▽指定先=旭川市東五条小、東神楽町東神楽中、上富良野高
学習指導要領の趣旨ならびに児童生徒、学校、家庭および地域などの実態を踏まえ、創意工夫を生かした道徳教育の充実を図る。
▼道徳教育推進リーダー配置事業(30年度)
▽指定先=旭川市東五条小
道徳教育加配によって配置した教師(道徳教育推進リーダー)を道徳教育の充実に積極的に取り組もうとする小・中学校に配置し、配置校はもとより、近隣校などにおいて、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の充実に向けた取組や、道徳教育に関する教員の指導力向上のための取組を行う。
【社会教育関連事業】
▼学校を核とした地域力強化プラン「地域学校協働活動推進事業・地域学校協働活動」(30年度)
▽指定先=士別市、富良野市、東神楽町、比布町、愛別町、東川町、中富良野町、占冠村、和寒町、剣淵町
学びによるまちづくりや、地域課題解決型学習、地域人材育成、郷土学習、地域行事への参加、ボランティア・体験活動、学校周辺環境整備など、地域と学校が連携・協働して行う。
▼学校を核とした地域力強化プラン「地域学校協働活動推進事業・放課後子供教室」(30年度)
▽指定先=士別市、名寄市、富良野市、東神楽町、東川町、上富良野町、中富良野町、南富良野町、剣淵町、下川町、美深町
放課後や週末などにおいて、学校の余裕教室などを活用してすべての子どもたちの安全・安心な活動場所を確保し、地域と学校が連携・協働して学習や様々な体験・交流活動の機会を定期的・継続的に提供する。
▼学校を核とした地域力強化プラン「地域学校協働活動推進事業・外部人材を活用した土曜日の教育支援活動」(30年度)
▽指定先=士別市、富良野市、東神楽町、東川町、美瑛町、剣淵町、下川町、幌加内町
民間企業・団体などを中心として多様な経験や技能をもつ外部人材などの参画によって、特色・魅力のある教育プログラムを企画・実施する。
▼学校を核とした地域力強化プラン「地域学校協働活動推進事業・地域未来塾」(30年度)
▽指定先=上川町
学習支援員を活用し、学習が遅れがちな中学生・高校生に対して、地域の人材や大学生、ICTなどの活用による地域と学校が連携・協働した学習支援を行う。
▼学校を核とした地域力強化プラン「地域における家庭教育支援基盤構築事業」(30年度)
▽指定先=東川町、東神楽町
地域人材の養成、家庭教育支援チームの組織化、家庭教育支援員の配置などを行い、身近な地域における保護者への学習機会の提供や親子参加型行事の実施、相談対応などの支援活動を実施することによって、家庭教育支援活動の核となる家庭教育支援チームなどの強化を図りつつ、地域における家庭教育支援の基盤を構築する。
【特別支援教育関連事業】
▼発達障がい支援成果普及(30年度)
▽指定先=愛別町(愛別幼、愛別小、愛別中)、鷹栖町(鷹栖小、北野小、鷹栖中)、鷹栖高、幌加内高
教員の発達障がいに関する専門性の向上を図るため、各管内に推進校を指定するとともに、発達障がいのある子どもやその保護者への早期からの教育相談や支援体制の充実を図るため、道内の全管内に推進地域を指定し、その取組の成果を広く道内に普及する。
▼発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上(29~30年度)
▽指定先=美瑛町(美瑛東小、美瑛小、美瑛中)
校内に在籍するすべての児童生徒への支援体制を円滑に進めるため、子ども一人ひとりへの支援体制の充実、学校間における引き継ぎ体制を整備するとともに、研修事業や保護者の理解の向上に向けた情報提供の充実を通し、町内全体の特別支援教育に対する理解向上を図る。
【今日的な教育課題関連事業】
▼学校を核とした地域力強化プラン「コミュニティ・スクール推進体制構築」(30年度)
▽指定先=旭川市、士別市、鷹栖町、比布町、東川町
市町村が域内すべての公立学校に学校運営協議会を設置して、地域とともにある学校づくりを推進するため、コミュニティ・スクールの効果的な導入・運営方法などについて学校・地域間で情報交換・情報共有を行い、総合的な推進方策について検討する。
また、先進校視察や研修会などの実施によって学校運営協議会関係者の資質向上を図る。
▼先導的実践研究加配(29~31年度)
▽指定先=東神楽町(東神楽中)
子どもの学びの質を高め考える力を育むため、主体的・対話的で深い学びの実現を追究する継続的な授業改善として、アクティブ・ラーニングの視点から協調学習(知識構成型ジグソー法)による先導的な授業改善を行うための実証研究を東京大学CoREFと連携しながら実施する。
▼学校現場における業務改善加速(30年度)
▽指定先=東神楽町(東聖小)
学校における業務改善のための学校マネジメント力強化や教職員などの役割分担などの組織体制の見直しによる成果について研究する。
▼研究開発学校「新領域・グローブ(Globe)」(29~32年度)
▽指定先=東川町東川幼・東川小・東川第一小・東川第二小・東川第三小・東川中、東川高
文化や価値観などの異なる人々とよりよい人間関係を構築できる資質・能力を育成するための、初等中等教育段階におけるグローバル化に対応した教育環境づくりを柱とした教育課程の研究開発をする。
▼道実践的安全教育モデル構築(30年度)
▽指定先=南富良野町(南富良野小)
南富良野町教委を中心として、域内の学校で学校安全の組織的取組、外部専門家の活用、学校間の連携を促進し、地域全体での学校安全推進体制を構築するとともに、道内などへその仕組みを普及する。
◆道教委
【学力向上関連事業】
▼地域医療を支える人づくりプロジェクト(30~32年度)
▽指定先=旭川東高
地域の医師不足という本道の喫緊の課題を踏まえ、将来における地域医療を支える人材の育成に向けて、医学部進学を目指す生徒への支援などを行う。
▼就職指導の改善に関する研究(30年度)
▽指定先=旭川農業高
今日的な就職指導に当たっては、一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる資質・能力の育成が必要であることから、実践研究校を指定し、社会や職業への円滑な移行に向けた調査研究を行い、高校における就職指導の改善・充実を図る。
▼道高校学力向上実践事業(28~30年度)
▽指定先(モデル別学力向上プロジェクト)
・ベーシックモデル推進校=旭川西高、名寄高
・ベーシックモデル協力校=旭川北高、富良野高
・コアアビリティモデル協力校=士別翔雲高
すべての生徒に対し、学力の三要素をはじめとしたこれからの時代に求められる力を育成するとともに、高校教育の質の確保・向上を図るために、能力・進路などに応じて、対象や目的を明確にした三つのモデルを設定し、各モデルに応じて、授業や家庭学習などで活用できる実用的な教材の開発や、生徒の学習内容の定着状況を把握するための学力テストなどを実施し、本道の高校生の学力向上を図る。
▼高校英語力向上事業(29~31年度)
▽指定先=指定校―旭川永嶺高。協力校―旭川東高、旭川北高、旭川農業高、旭川商業高、旭川工業高、旭川南高、鷹栖高、東川高、美瑛高、上川高、富良野高、上富良野高、富良野緑峰高
学科の特性などに応じて英語の活用場面を想定した三タイプの学習プログラムの開発を通じ、道立高校および中等教育学校における英語の授業改善を図るとともに、道立高校などの生徒の英語力の向上を図る。
▼U―18未来フォーラム(28~30年度)
▽指定先=旭川永嶺高、富良野緑峰高
道内の高校などの生徒が国際的な視野を広げ、コミュニケーション能力を高めることをねらいとし、ICTを活用して海外の高校等との交流を行うとともに、授業などで活用できる実践事例集の作成や、実践成果の普及を図るためU―18未来フォーラムを実施し、本道の国際理解教育・外国語教育の推進に資する。
▼国際水準GAP教育推進プロジェクト(30~32年度)
▽指定先=旭川農業高
将来の北海道の農業を支え、地域の農業振興を担う人材を育成するため、国際水準のGAP認証取得や、地域農産物の国際的な取引に関する指導方法などについての実践研究を行い、成果を全道に広く普及することによって、本道における農業教育の充実を図る。
▼道高校定時制・通信制パワーアップ(30年度)
▽指定先=推進校―旭川東高定時制。協力校―旭川北高定時制、旭川商業高定時制、旭川工業高定時制
定時制・通信制課程では、様々な入学動機や学習歴をもつ生徒が学んでいることを踏まえ、多様なニーズに対応した本道の定時制・通信制教育の改善・充実に資する実践研究を行う。
▼がん教育総合支援(30年度)
▽指定先=富良野高
二十六年度から道教委が実施してきたがん教育の取組を踏まえ、新学習指導要領への対応および地域の実情に応じたがん教育の推進に資する。
▼献血に関する授業実践研究(30年度)
▽指定先=東川高
科目「保健」において献血に関する実践研究を行うとともに、その実践例を道内の高校などに普及啓発を図るなどして、高校における献血に関する指導の充実を図る。
▼学校力向上に関する総合実践(30年度)
▽指定先=実践指定校―名寄市名寄小・名寄南小・名寄東小・名寄西小・風連中央小・名寄中・名寄東中、富良野市富良野小、旭川市大有小・近文小・青雲小・陵雲小。連携校―名寄市風連中・智恵文中、旭川市啓北中
学校改善に関する先進事例や優良事例を十分に踏まえ、管理職のリーダーシップのもと、全校が一つのチームとなった包括的な学校改善を推進し、「学び続ける学校」のモデルを提示することによって、実践の成果の普及に資するとともに、将来のスクールリーダーを継続的に輩出する新たな仕組みを構築する。
▼校内研修コーディネーター配置(30年度)
▽指定先=本務校―旭川市大町小。兼務校―旭川市日章小・永山東小
教員の実践的指導力の向上を図るため、教職経験豊かな教員(校内研修コーディネーター)を配置し、小規模校における若手教員に対する継続的な研修の実施や校内研修体制の改善などを行う。
▼ICT活用教育促進(30年度)
▽指定先=実践指定校―占冠村占冠中、美深町美深中。連携校―占冠村トマム学校(後期課程)
タブレットPCなどの円滑な導入や、授業における効果的な活用を実施する学校を中心に調査研究し、全道に普及することを通して、道内での学校の導入促進を図り、教育の質の向上を図る。
▼校内・地域教職員研修促進費にかかる地域連携研修(30年度)
▽指定先=名寄市名寄小、東川町東川小、富良野市富良野小、旭川市知新小・朝日小・大有小、東川養護
地域の主体となる学校が外部の著名講師の招へいや道内外の先進的な学校の視察などによって、調査研究の成果を近隣の学校の教職員とワークショップ形式などによる研修会などで広く還元し、学校間での交流・連携を図るとともに、指導主事および外部講師からの指導助言を受けることによって、地域における一層の教育活動の充実を図る。
▼ほっかいどう学力向上推進・授業改善等支援事業(30年度)
▽指定先=旭川市知新小・大町小・旭川小
各管内の学力向上の課題などを解決するため、地域や学校の実情に応じた集中的・継続的な支援を行うことによって、当該地域や学校の学力向上の取組の充実を図るとともに、その成果を普及し本道の児童生徒の学力向上に資する。
▼ほっかいどう学力向上推進・小中一貫教育支援事業(30年度)
▽指定先=東神楽町東神楽小・東聖小・忠栄小・志比内小・東神楽中、比布町中央小・比布中
中学校区における目指す子ども像の設定および小・中学校の教職員・保護者・地域住民による共有、小・中学校九年間を通じた教育課程の編成・実施など、地域の実情に応じた小中一貫教育の導入および円滑な実施への取組を支援することによって、義務教育の質の向上を図る。
▼ほっかいどう学力向上推進・子どもの学力・生活習慣改善研修会(30年度)
▽指定先=上川南部P連
子どもたちが社会で自立して生きていくために必要な学力・体力や望ましい生活習慣の確立の重要性について、保護者、地域住民、学校および教育委員会などが共通理解を深めるとともに、学力・体力の向上や生活習慣の改善を図る方策を共有し、地域が一体となった取組を促進する。
▼授業改善推進チーム活用(30年度)
▽指定先=士別市士別小・士別南小・士別西小、旭川市大有小・近文小・北光小
児童の学力向上に積極的に取り組もうとする複数の小学校に授業改善推進教員を一人ずつ配置し、その推進教員からなる「授業改善推進チーム」を活用して学校全体の授業改善に取り組む。
▼退職教員等外部人材活用(30年度)
▽指定先(小学校)=東神楽町東聖小、東川町東川小、美瑛町美瑛小、下川町下川小、士別市士別南小、名寄市名寄小、富良野市富良野小、旭川市忠和小・神居東小・東五条小・永山西小・陵雲小・千代田小・台場小
▽指定先(中学校)=東神楽町東神楽中、東川町東川中、美瑛町美瑛中、旭川市広陵中・永山南中・北門中▽指定先(外国語活動)=旭川市北光小・向陵小・東町小・共栄小・東五条小・知新小・末広小・永山西小・高台小・朝日小・緑新小・正和小・永山東小・旭川第三小・新富小・近文第一小・神居東小・青雲小・新町小・末広北小・千代田小・忠和小・東光小・西御料地小・大町小・緑が丘小
本道における喫緊の教育課題への対応のため、退職教員や社会人などを非常勤講師として配置し、それらを活用し理数教育の充実、児童生徒の学力向上を図る。
▼小学校外国語活動巡回指導教員研修(30年度)
▽指定先=本務校―旭川市豊岡小・永山南小・愛宕東小。兼務校―旭川市緑が丘小・西御料地小・千代ヶ岡小・雨粉小・近文第二小・東栄小・正和小・千代田小・富沢小・江丹別小・嵐山小・神居小・忠和小・永山東小・神楽岡小・神居東小・西神楽小・旭川第一小・旭川第五小・近文第一小・青雲小・緑新小・新町小・旭川第三小
小学校外国語活動の指導を行う専科教員を加配措置し、小学校教員の外国語活動などの指導力と英語力の向上を図る。
【体力向上関連事業】
▼体育専科教員活用事業(30年度)
▽指定先=美瑛町美瑛小、和寒町和寒小、旭川市神楽岡小・忠和小・神居小
体育を専門とする体育専科教員を児童の体力向上に積極的に取り組もうとする小学校などに配置し、小学校教員の体育に関する指導力の向上や学校全体の体力向上の取組の充実を図る。
▼子どもの体力向上ボトムアップ(30年度)
▽指定先=美瑛町美瑛小、旭川市神楽岡小、旭川永嶺高
児童生徒向けの運動プログラムの作成や授業改善に向けた実践研究などを通して、学校、家庭、地域、行政が共通理解のもと、学校などにおける体力向上の取組の改善・充実や教員の指導力向上を図るなどして、児童生徒の体力向上を推進する。
【社会教育関連事業】
▼子ども・地域生活習慣向上プロジェクト事業「子ども・地域サポート事業」推進(30年度)
▽指定先=富良野市、上富良野町、中富良野町、南富良野町、和寒町、剣淵町、中川町
保護者をはじめとする地域住民が、子どもたちの望ましい生活習慣定着のための取組を企画・実施することを通じ、子どもたちの多様な学びや体験活動に対する意識を高め、望ましい生活習慣の定着に向けた取組の推進を図る。
▼公民館的な機能を活用した「地域力向上モデル」構築(30年度)
▽指定先=美瑛町
地域の身近な課題について、住民と行政が協働で学び・検討・実践するプロセスにおいて育まれる人と人のつながりによって、地域力を向上させ、住民自らが主体的に課題解決に取り組む機運を醸成する。
▼地域人材による家庭教育支援推進「家庭教育支援者の養成とネットワーク化推進事業」(30年度)
▽指定先=旭川市
すべての保護者が安心して家庭教育を行うことができるよう、家庭教育ナビゲーターの養成・育成を行うとともに、市町村の家庭教育ナビゲーターを含む家庭教育支援者のネットワーク化を進め、家庭教育支援の充実を図る。
▼早寝早起き朝ごはん推進事業「道子どもの生活習慣づくり推進校における生活習慣改善プログラム」(30年度)
▽指定先=美深町仁宇布小中
ネット利用を含む中学生の基本的な生活習慣の維持・向上、定着を図るため、推進校において効果的な手法などを開発し、その成果を道内各地へ普及する。
▼学校図書館活用促進事業
(29~31年度)
▽指定先=東神楽町東神楽中
学校図書館の環境整備や学校図書館を活用した授業づくりについての研修会(学校図書館活用促進研修会)を開催する。
【今日的な教育課題関連事業】
▼道ふるさと教育・観光教育等推進(30年度)
▽指定先(アイヌの人たちの歴史・文化等)=実践校―幌加内町幌加内中。協力校―和寒町立和寒小
▽指定先(北方領土)=実践校―上富良野町上富良野中。協力校―上川町立上川中
▽指定先(観光)=実践校―美瑛町美瑛小。協力校―中富良野立西中小
道徳、総合的な学習の時間、特別活動などにおいて、「アイヌの人たちの歴史・文化等」と「北方領土」の学習を取り上げたり、北海道の自然や文化、観光産業などの教育資源を活用したりすることによって、北海道についての理解を深め、郷土に対する愛着や誇りを育むふるさと教育・観光教育の充実を図る。
▼課題解決型(主体的・対話的で深い学び)に関する調査研究プロジェクト(30年度)
▽指定先=推進地域―旭川市(実践推進校―朝日小。連携協力校―知新小・新町小・中央中)
課題解決型授業(主体的・対話的で深い学び)による効果的な学習形態の取組について検討、効果の検証など、指導内容・指導方法の改善について調査研究を行うため、外部有識者や関係機関等による連携協議会などを活用し、推進地域として一体的に取組を進める。
▼キッズISO14000プログラム(30年度)
▽指定先=中川町中央小
子どもたちが家庭における省エネルギーなどの取組を通じて環境マネジメントの手法を学ぶ環境教育プログラムを実施し、地球温暖化をはじめとする環境問題の関心を高める。
(学校 2018-10-09付)
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