池田高が河川・海岸の清掃活動 約2㌧のごみ回収 地元建設コンサルタント企業等と
(学校 2018-10-03付)

 【帯広発】池田高校(鶴喰優校長)は九月二十八日、音更町の㈱北開水工コンサルタント、開発局帯広開発建設部と合同で、ごみ不法投棄防止を目指し啓発活動と河川・海岸清掃活動を実施した。ボランティア部の部員を中心に、職員、地域住民約五十人が参加。河川に落ちているタバコの吸い殻や流れ着いたペットボトルなど、約二㌧のごみを丁寧に拾い集めた。

 北開水工コンサルタントは帯広開建から河川巡視業務を受注しており、今回の取組は、河川敷地の豊かな河川環境の保全・地域社会への貢献を目的としている。二十六年度から同校と連携し、河川のごみ拾いや、ポケットティッシュの配布を通して、河川環境の保護を求める啓発活動を行っている。本年度は七月に続き二回目の開催。

 当日は、豊頃町大津地区の十勝川河口付近と海岸線の清掃活動を展開。

 はじめに、帯広開発建設部池田河川事務所の坂内利孝副所長があいさつ。十勝川流域で一部の心ない人による不法投棄がいまだになくならない現状を訴え、「河川の風景を守るため、引き続き環境保全の重要性を考えていただければ」と呼びかけた。

(学校 2018-10-03付)

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