道教委の高大連携新規事業 17日から高校生29人を北大へ派遣 留学生と交流し国際理解
(道・道教委 2018-10-15付)

 道教委の新規事業、高大連携による「Hokkaido Study Abroad Program」の「高校の生徒の道内大学への派遣・交流事業」が十七日から三日間、北海道大学で行われる。道内の高校生二十九人を北大に派遣。大学の留学生との交流や講義の受講などを通して、国際理解の促進や英語によるコミュニケーション力の向上を図る。

 プログラムは、道内大学等の関係機関と連携しながら道教委が実施するもの。生徒に国際交流に興味・関心をもたせるとともに、道内大学の留学生との相互交流や道内大学での講義などの受講の機会を創出することで、国際理解の促進と進学意欲の向上を図り、本道のグローバル人材の育成を目的としている。

 プログラムの両輪の一つとして進める同事業では、道立高校の生徒を留学生が在籍する道内大学に派遣する。留学生との英語による交流や大学の講義の受講、研究室訪問等を通して、英語によるコミュニケーション力の向上を図るとともに、国際的な視野を育み、海外と積極的に交流しようとする意欲の向上を図る。

 本年度は、北大に道内の高校生二十九人を派遣。

 初日は、開会式・オリエンテーションに続き、入試制度に関する説明や英語プログラムの紹介などのほか、大学内のキャンパスツアーを開く。

 二日目には、大学の留学生が受講している日本語授業に参加するほか、大学院生や理系学生の留学生との交流等を実施。このほか、英語での講義体験や北海道の外国人留学生向けプログラム「現代日本学プログラム」の学生と交流する。

 最終日は、同大助教による研究室紹介や同大総合博物館ツアーなどを行う。

(道・道教委 2018-10-15付)

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