高校生などの通学交通費助成事業―札幌市教委　９月末で８７０人が申請

（市町村 2018-10-17付）

　札幌市教委が本年度から実施している札幌市高校等生徒通学交通費助成事業の申請者数は、九月末現在で八百七十人となった。石狩管内の高校などに通う市内在住の生徒に、通学に要する交通費のうち、月一万三千円を超える額の半分を助成するもの。来年四月ごろに助成金を支給する。また、希望者には四月から八月までの上半期分について中間払いを実施。希望があった百二十人について、今月十九日にも助成金を支給する予定となっている。

　市教委は、将来を担う人材育成のほか、子育て支援に資することを目的に昨年度から事業に着手。本年度から石狩管内の高校などに通う市内在住生徒に、通学に要する交通費のうち、月一万三千円を超える額の半分を助成することとした。

　市では四月からホームページで申請受付を開始。九月末現在の申請者数は八百七十人となった。

　また、希望者には四月から八月までの上半期分を中間払いする。今月十九日に希望があった百二十人に助成金を支給する予定となっている。

　中間払いを希望した生徒の九月から来年三月までの下半期分のほか、中間払いを希望しなかった生徒の助成金は、来年四月ごろに支給する。

　なお、冬期間に公共交通機関を利用する生徒が増えることから、市教委では事業対象生徒の募集をホームページや市のコールセンターで随時受け付けている。

(市町村 2018-10-17付)