道教委・坂本部長が渡島管内視察　頑張って目標達成を　授業見学し児童生徒と交流

（道・道教委 2018-10-31付）

　【函館発】道教委の坂本明彦教育部長兼教育職員監は十八日と十九日の二日間、函館市と七飯町の学校や教育施設を視察した。初日に訪問先の函館商業高校で生徒の夢を聞いた坂本部長は「ぜひ、頑張って目標を達成してほしい」と声をかけた。

　初日は、七飯町立大沼小学校鈴蘭谷分校の授業見学や児童が生活する宿舎を視察したほか、函館商業高では、流通ビジネス科三年生の生徒がバニラ・エア㈱と共同開発した機内食のプレゼンテーションや珠算部の練習を見学した。

　生徒のプレゼンテーションを聞いた坂本部長は「航空会社と商品開発をすることになった経緯は」「販売価格の設定はどのようにしたのか」「食材はどのようにセレクトしたのか」などと積極的に質問し、生徒と交流を深めた。

　珠算部の練習見学では「卒業したらどのような進路に進みたいか」と質問すると、会計ビジネス科三年の須川玲司君が「高校で学んだことを生かし、大学へ進学して道職員を目指したい」と回答。坂本部長は「頑張って目標を達成してほしい」とエールを送った。

　二日目には、本道の水産業を担う生徒の実習を支える実習船「若竹丸」を視察して道南の教育に関する理解を深めるとともに、現状把握に努めた。

(道・道教委 2018-10-31付)