ネットワーク生かして　旭川市小中教頭会が研修会

（関係団体 2018-11-06付）

あいさつする辻並会長

　【旭川発】旭川市小中学校教頭会（辻並浩樹会長）は十月二十三日、旭川市内の上川教育研修センターで第二回定例研修会を開いた。七十九人が参加。開会式で辻並会長は、北海道胆振東部地震の発生を受け、関係機関との連携構築や危機管理の必要性を再認識したことを報告。「ネットワークを生かしながら情報交換、研鑚に努め、着実に歩みを進めていきたい」と述べた。

　開会式では、辻並会長があいさつ。九月に発生した北海道胆振東部地震にかかわり、「関係機関との連携体制を日ごろから構築するとともに、教頭として、危機管理についてさらに学びを深めていかなければならないと感じた」と振り返った。

　危機管理をはじめ、新学習指導要領への対応、学校における働き方改革など課題が山積していることから、「教頭会会員がこれまでの絆を大切にし、ネットワークを生かしながら情報交換、研鑚に努め、互いに一歩ずつ、着実に歩みを進めていきたい」と述べた。

　続いて、上川教育局の本間祐一義務教育指導監が「次世代の学校づくりに向けて～教頭の役割と責任」と題して講話。国の動向を踏まえ、教育政策や道教育推進計画のほか、カリキュラム・マネジメント実践のポイント、学校における働き方改革に向けた実態調査などについて解説した。

　このあと、佐藤忍事務局長が会務、青山天生研修部長が第六十回全国公立学校教頭会研究大会札幌大会について報告。続く協議では、各ブロックにおける研修会実施状況、研修部、調査部、広報部の今後の活動などについて報告した。

(関係団体 2018-11-06付)