第１４期道生涯学習審議会センター部会　学習機会提供の在り方は　部会長に北大・三上准教授

（道・道教委 2018-11-13付）

来年９月までに計４回の開催を計画している

　第十四期道生涯学習審議会の第一回センター部会が十月下旬、札幌市内のかでる２・７で開かれた。北海道大学高等教育推進機構の三上直之准教授を部会長に選出するなど、今期の役員を決定。今後の道民に対する学習機会の提供の在り方について協議した。

　生涯学習審議会センター部会は、道立生涯学習センターの事業運営に関する専門的事項を検討し、検討結果を審議会に報告することを目的としている。

　今期は、来年九月までの間に計四回の開催を計画し、学習機会の在り方について協議を進めていく。

　開会に当たり、道教委の相内修司生涯学習課長があいさつ。

　第三次道生涯学習推進基本構想において、道民の学びを行動につなげる視点、地域の良さや課題を学ぶ視点を重要な視点として挙げていることを踏まえ「より効果的・効率的に行動につなげる学習機会が提供できるよう、取組のバージョンアップを図る必要がある」と述べた。

　はじめに、北大高等教育推進機構の三上准教授を部会長、札幌国際大学の吉岡宏高教授を副部会長にそれぞれ選出。議事に入り、事務局が本年度センター部会運営計画、二十九年度事業の実施状況を説明した。

　本年度運営計画では、五月と六月に開いた社会教育セミナーなど、指導者の養成・研修に向けた取組と成果を報告。

　道民カレッジでは、幅広い分野の学習機会を道民に提供する一方、地域によって偏りがあるなどの課題を提示した。

　議事に入り、道民に対し、効果的・効率的な行動につなげる学習機会の提供の在り方について協議した。

(道・道教委 2018-11-13付)