３１年度の開催要項原案決定　道中学校体育連盟が理事会

（関係団体 2018-11-14付）

藤井会長は、全国大会での生徒の活躍をたたえた

　道中学校体育連盟（藤井勲一会長）は二日、札幌市内の道立総合体育センターで第二回理事会を開いた。議事では、本年度夏季大会を総括したほか、冬季種目の要項、三十一年度夏季大会開催要項原案などを決定した。　

　開会式で藤井会長は、七月に開かれた全国中学校体育大会での道内選手の活躍にふれ、今回の会議の流れを説明。北海道胆振東部地震被害に対し、日本中学校体育連盟から見舞金が寄せられ、今後の使い方を協議していくことを報告した。

　来賓から、道教委健康・体育課の山城宏一主幹、道ＰＴＡ連合会の萩澤教達会長、札幌市ＰＴＡ協議会の土田修会長があいさつ。

　そのうち、道教委の山城主幹は、北海道の部活動の在り方に関する方針素案等に関し、来年一月をめどに策定する予定であることを説明。昨今、無理な食事制限によってエネルギー不足や無月経などの健康問題に直面する女性アスリートがいることから、「すべてのスポーツ指導者に問題を認識していただき、気になる生徒に注意してほしい」と呼びかけた。

　議事では、事務局が三十年度夏季全道・全国中学校体育大会の成績を報告。競技別の事故の有無などを確認した。

　また、三十年度冬季全道中学校体育大会開催要項案、三十一年度全道夏季大会開催要項原案などについて協議。次年度の全国大会の競技規則の変更、運動部活動の参加状況、複数校合同チームの状況などを確認した。

(関係団体 2018-11-14付)