厚真町教委へ支援金　北海道胆振東部地震にかかり　道土木施工管理技士会など

（市町村 2018-12-12付）

川﨑会長（右）が遠藤教育長に支援金を手渡した

　【室蘭発】厚真町教委に三日、道土木施工管理技士会（川﨑博巳会長）から北海道胆振東部地震にかかる支援金が贈られた。川﨑会長が遠藤秀明教育長に八十万円を贈呈。支援金は教育委員会を通して町内の小学校二校、中学校二校に贈られる。

　厚真町の将来を担う子どもたちの勉学のため、教材や備品などの購入に充ててもらう目的で、道土木施工管理技士会と全国土木施工管理技士会連合会、東京土木施工管理技士会が総額八十万円の支援金を寄付した。

　当日は、川﨑会長と吉田義明事業部長が厚真町教委を訪問。遠藤教育長が対応した。

　遠藤教育長は「安心した生活を取り戻すことを最優先に、子どもたちの心のケアに努めている」と現状を説明。さらに「町を想い、次代を担う子どもたちのためにも、支援金を有効に活用し、前を向いて力強く復興へ進みたい」と決意を語った。

　川﨑会長は「一日でも早い復興を」と願うとともに、「これを機に、少しでも建設業・土木技術者に対する関心・理解が高まれば」と期待した。

　支援金は、教育委員会を通して町内の厚真中央小学校、上厚真小学校、厚真中学校、厚南中学校に贈られる。

(市町村 2018-12-12付)