第２回いじめ問題対策連絡協議会―道教委　自由記述の欄設置を　アンケート方法など協議

（道・道教委 2019-02-22付）

２７人がグループごとに意見を交わした

　道教委は二十日、道庁別館で三十年度第二回道いじめ問題対策連絡協議会を開いた。「道いじめ防止に向けた取組プラン」の説明を行ったほか、いじめのアンケート調査の様式・実施方法などについてグループ協議。各グループからは「子どもたちの悩みを広く解決するために具体例を記入できる項目や自由記述ができる欄を設けるべき」などの意見が挙がった。

　道におけるいじめの防止等に関係する機関、団体の連携を図り、いじめの問題に対する道の施策を検討するとともに、迅速に対応するための施策や取組について協議するもの。第二回会議には、二十七人が出席した。

　開会に当たり、学校教育局参事（生徒指導・学校安全）の松田俊也主幹があいさつ。

　いじめ問題にかかる学校、教育委員会の認識や対応上の課題が全国的に注目されている現状にふれ、「本道においてもいじめ問題への対応をしっかりと行うことが求められる」と強調。その上で、今後のいじめに関する取組内容やアンケート調査の様式・実施方法などについてきたんのない意見を求めた。

　引き続き、事務局が道いじめ防止基本方針に示した方向や内容を計画的・着実に実行するための計画「道いじめ防止に向けた取組プラン」について説明。策定の経緯や内容を伝え、取組プランに掲げる今後の方向性などを確認した。

　このあと、いじめ防止に向けた今後の取組内容や、道教委が実施するいじめのアンケート調査の様式・実施方法などについてグループ協議。

　各グループからは「より広く子どもたちの悩みを解決するために具体例を記入できる項目や自由記述ができる欄を設けるべき」「学校の職員の負担を軽減するためにカウンセラーなどの外部人材を積極的に活用することが必要」などの意見が挙がった。

(道・道教委 2019-02-22付)