道教委が全道代表高校長研究協議会　地域と連携し魅力化を　高校存続に向け佐藤教育長

（道・道教委 2019-04-15付）

全道から高校３１人が参加した

　道教委は11日、道庁別館で31年度全道代表高校長研究協議会を開いた。開会あいさつで佐藤嘉大教育長は、道内各地域の高校の存続に向け、今後、知事部局や地域と連携しながら高校の魅力化に向けた取組を推進する考えを示した。

　教育行政上の課題等について研究協議を行い、学校運営全般の改善・充実に資することがねらい。全道から道立高校の校長31人が参加した。

　開会に当たり、佐藤教育長があいさつ。①地域に求められる高校②教員の質の向上③教員における働き方改革―の3点における今後の方向性について話した。

　地域に求められる高校については、道内各地域の高校を存続させるために知事部局や地域と連携しながら高校の魅力化に向けた取組を推進する考えを表明。

　教員の質の向上については、学校現場と行政、いずれかだけでなく、両方とも経験する教職員を増やすよう今後の人事を変更する方針を示した。

　教員における働き方改革では、これまで試行的に取り組んできた勤務時間の把握の取組を踏まえ、出退勤管理の合理化に向け、さらに取組を充実させていく考えを述べた。

　このあと、赤間幸人学校教育局長が講話したほか、「教育行政上の課題」をテーマに各課等の担当者が説明。また、今日的教育課題について研究協議した。

(道・道教委 2019-04-15付)