幕別清陵高に学校運営協議会　授業や行事　地域一体で道教委　設置道立高は１３校に

（道・道教委 2019-04-26付）

　道教委は、本年度新設した幕別清陵高校に学校運営協議会を設置することを決めた。道内で学校運営協議会を設置する道立高校は１３校目。同校は、地域や保護者との緊密な協力関係のもと、授業および行事などの様々な場面において、地域と一体となった学校づくりを進めていく。

　２４日に開いた教育委員会会議で決定した。

　道教委は、学校運営協議会の設置に当たり、小中高一貫した教育活動の一層の充実に重点を置き、地域の支援体制を把握しながら設置するとしている。設置を希望する道立学校の申請内容について、学校や地域の状況、特徴と期待される成果などを勘案し検討。本年度新設された幕別清陵高からの設置申請があり、承認した。

　これによって道内で学校運営協議会を設置する道立高校は１３校となった。

　幕別町は、道教委の指定事業「小中一貫教育支援事業」の指定地域として小中一貫教育を推進。「幕別町教育の日」など、校種間の連携を図る取組を展開している。

　４月１日からは、町立の全小・中学校を対象に、地区ごとに５つの学校運営協議会を設置。学校や地域の関係者が一体となり「ふるさとに誇りをもつ子どもを育む幕別の一貫教育」との共通目標・ビジョンのもと、地域の力を活用した学校教育のさらなる充実に努めている。

　今後、同校は、地域や保護者との緊密な協力関係のもと、授業および行事等の様々な場面において、町からの人的派遣を受けるなど、教育活動に対する支援・協力を得ながら、地域と一体となった学校づくりを推進していく。

(道・道教委 2019-04-26付)