建設業者がグラウンド整備　けがなく元気に過ごして　弟子屈町美留和小など３校で

（学校 2019-06-04付）

丁寧な作業が行われた

　【釧路発】弟子屈町立美留和小学校（伊藤賢次校長）で５月中旬、地元で建設業を営む東星渡部建設㈱（渡部哲夫社長）と釧路市の道瀝工業㈱（橋本稔社長）によるグラウンド整備が行われた。両社の地域貢献の一環として、運動会を前に例年行っているもの。７人が参加し、「子どもたちがけがなく元気に使えるように」と願った。

　東星渡部建設は、地域とともにあゆむ企業として、例年運動会などの学校行事が始まる前に、町内小・中学校でグラウンド整地を行っている。

　ことしは、この活動に賛同した道瀝工業と共同で実施。両社から７人が参加した。

　冬場の積雪などで不陸が発生していた美留和小のほか、奥春別小学校、川湯中学校の３校で、グラウンドをきれいに整地した。

　モーターグレーダーで整地し、出てきた石や枝などは手作業で丁寧に除去したほか、最後にタイヤローラーで転圧を行い、安全な環境を確保した。

　東星渡部建設の中澤啓一業務部長は「子どもたちがけがなく元気に使ってもらえれば」と、今後も活動を継続していく考えだ。

(学校 2019-06-04付)