北見工業高３年 沼臺君と本條君　建設業へ関心深め　渡辺組の現場実習に参加

（学校 2019-06-13付）

　【網走発】北見工業高校（斉藤穣校長）建設科の３年生２人は５～７日の３日間、遠軽町の建設業者・㈱渡辺組（渡辺博行社長）の現場体験実習に参加した。会社概要に関する説明や、現場見学、作業体験などを通して、建設業への興味・関心を深めた。

　沼臺涼君と本條真平君が参加。３日間で現場見学や作業体験、ドローン体験などを実施した。

　うち、２日目は土木部コースと建築部コースに分かれて実習を行った。

　土木部コースに参加した沼臺君は、２５３号線遠軽芭露線災害復旧工事（橋梁下部工）の現場に移動し、大型のクレーン作業やＨ鋼打ち込み作業を見学。担当者の説明に耳を傾けながら、真剣な眼差しで作業の様子を見つめていた。

　午後からは、測量体験や水質調査体験を行った。

　沼臺君は「測量は授業で行ったが、現場で実際に作業して施工に生かされるのはうれしい」と述べた。

　宿舎改修建築その他工事などを見学した本條君は「外壁塗膜剥離作業を実際に体験できてよかった」と話した。

　渡辺勇喜社長室長は「今回の実習について同級生と情報交換するとよい刺激になるのでは」と期待を寄せていた。

(学校 2019-06-13付)