ＩＣＴなどの技術体験　道開発局と空知建設業協会　美唄尚栄高でキャラバン

（学校 2019-06-21付）

　【岩見沢発】道開発局と空知建設業協会による学校キャラバンが１１日、美唄尚栄高校（福西一成校長）で行われた。１年生６３人が参加。ドローンやＩＣＴ測量など建設業で活用されている最新技術を体験し、業界への理解を深めた。

　建設業は高齢化などによる技能労働者の大量離職が見込まれており、担い手の確保が最重要課題となっている。

　こうした状況を受け、開発局は建設業の魅力・やりがいをＰＲしようと学校キャラバンを企画。これまでに同校や岩見沢農業高校で開催している。

　生徒は２グループに分かれ、建設業に関する学習と体験を実施。建設業に関する学習では、ＤＶＤ「建設やってみた。」を視聴したほか、㈱岸本組（美唄）の岸本友宏社長と女性若手社員が対談形式で建設業の魅力を紹介した。

　体育館では、ドローン飛行シミュレーターやＩＣＴ測量を体験。生徒は、㈱砂子組（奈井江）の職員などからアドバイスを受けながら、建設業の最新技術にふれた。

　ドローン飛行体験を行った生徒は「リモコンでの操作が難しかった」「建設業でドローンを使っていることを知り、意外だと思った」などと話していた。

(学校 2019-06-21付)