檜山北高校が相談会開催　今後の進路の参考に　多分野の企業や学校等参加

（学校 2019-06-27付）

　【函館発】檜山北高校（岩田努校長）は２０日、同校で全校生徒２３６人を対象にした進路相談会を開いた。道内の大学や専門学校、地元企業など１０２のブースを設置。生徒たちは複数のブースを回り、今後の進路の参考にしようと学校や企業の説明を熱心に聞いていた。

　大学・専門学校や企業とじかに接することで進路について考える機会とし、今後の学校生活を見つめ直すことを目的としたもの。今回は大学２２校、短期大学７校、看護学校３校、専門学校４４校、企業・団体２３者が参加し、計１０２のブースが設置された。

　企業・団体については官公庁やＪＲ、郵便局、病院のほか、建設、外食、ホテルなど各部門の企業が参加。生徒たちは一人４つ以上のブースを訪れ、参加した学校・企業等の経営者・担当者と面談した。担当者からは、仕事の内容ややりがいなどについて説明があり、生徒たちは真剣な面持ちで耳を傾けていた。

　同校と同じせたな町内で建設業を営む㈱伊関組の伊関寿之社長は「地元の建設業が地域の発展・安全を支えていることを伝えることができた。生徒たちが仕事を通して、地域を大切にする心をもつようになってくれれば」と期待していた。

　生徒の一人は「具体的な進路は決まってないが、これからの学校生活で自分のやりたいことを見つけていきたい」と話していた。

(学校 2019-06-27付)