意識の向上に期待寄せ　泊小･泊中へ建設業者が安全・安心どさんこカルタ寄贈

（学校 2019-07-01付）

　【小樽発】泊村立泊小学校（山本康博校長）と泊中学校（村上俊一校長）は６月２１日、地元建設業者の茅沼建設工業㈱（三宅節雄社長）から「安全・安心どさんこカルタ」とカルタ一覧のプレートの寄贈を受けた。道警本部と道が連携して立ち上げている北海道“絆”ｍｅｎづくりプロジェクト会員の茅沼建設工業は、子どもたちの安心意識向上と効果的活用を期待している。

　平成２５年、防犯に関する知識や注意喚起、安全・安心どさんこ運動の趣旨などを分かりやすく盛り込み、大学生ボランティアなどからイラストの提供を受けて幅広い年齢層向けにカルタを作成した。

　読み札には、「安全・安心どさんこ運動　あいさつ見守りから始めよう」「地域の安全は地域で守る　自主防犯の基本です」などの言葉が並んでいる。

　今回、同社はカルタを泊小へ６セット、泊中へ３セット、泊村教委へ１セット寄贈。このほか、カルタ一覧のプレートを各校に贈った。

　泊小の寄贈式には、児童会代表２人、山本校長、森和稔教育長、三宅社長が参加した。

　山本校長は「安全に関する指導はあらゆる機会に行うことが大切。子どもたちにとって自分の命は自分で守る意識を高めるきっかけとなる」と話し、カルタを有効活用していく考えを示した。

(学校 2019-07-01付)