道路管理の大切さ学ぶ　泊小３・４年生が除草作業見学

（学校 2019-07-02付）

道路脇の草を刈る様子を見学した

　【小樽発】泊村立泊小学校（山本康博校長）の３・４年生は６月２７日、村ゲートボール場駐車場付近で村内の㈱茅沼建設工業が開いた除草作業見学会に参加した。草刈車を使用したデモンストレーションや試乗体験などを通して、子どもたちに道路維持管理の役割や重要性などについて考えさせた。

　開発局小樽開発建設部岩内道路事務所の協力を得て行われた除草作業見学会には、泊小の３年生１１人、４年生１０人の計２１人が参加した。

　開会に当たり、岩内道路事務所の後藤節也副所長があいさつし、小樽開発建設部の仕事の内容を説明。道路維持管理のうち、草刈りは車道への飛び出しなど交通事故防止に必要であることを伝え、「道路に関する仕事に興味をもってほしい」と呼びかけた。

　見学会では草刈車によるデモンストレーションを披露。国道２２９号の歩道脇に繁茂した草を刈り取る様子に児童は熱心に見入っていた。

　刈り取った草に触れた児童は、「すごく細かい」「草のにおいがする」などと話していた。

　このあと、草刈車を駐車場に止め、試乗体験を実施。児童は操縦席に座って記念撮影を行った。

　また、同社の松田隆志管理部長が草刈車の法面用カッターと路肩用円盤カッターがどのように草を刈っているかを説明し、児童は軍手でカッターに付いた草を触った。

　山本校長は「専門的な仕事や重機にふれることができる貴重な機会。自分たちの生活を守ってくれる人がいることを知るとともに、将来を考えるきっかけにもなれば」と話していた。

(学校 2019-07-02付)