オホーツク二建会サッカー大会　全力プレーで熱戦展開　小学４年以下１５チーム出場

（関係団体 2019-06-21付）

　【網走発】第１５回オホーツク二建会旗少年サッカー大会が１５日から２日間、網走スポーツトレーニングフィールドで開かれた。オホーツク二建会（中村圭会長）などが主催。全道大会の切符をかけ、管内の小学４年生以下で編成する１５チーム２０７人が出場。日ごろの練習成果を発揮し、縦横無尽にピッチを駆け回った。

　大会は、網走建設業協会会員の後継者などで構成するオホーツク二建会が全国建設青年の日にちなみ、毎年この時期に開催しているもの。小学４年生以下の８人制サッカーで、前後半１２分、ハーフタイム３分。全道少年Ｕ―１０サッカー北北海道大会公式予選大会を兼ねており、上位３チームは７月に帯広で開催される北北海道大会に出場できる。網走地区予選会には、１５チーム２０７人、引率者などを含めると約４００人が参加した。

　大会初日、開会式で中村会長は「ふるさとオホーツクを大好きになってもらいたいとの思いで続けてきた」と大会の趣旨を説明するとともに、「練習の成果を発揮して最高のプレーをしてほしい。試合には勝敗があるが、負けても相手チームを褒め称えることができる強い心をもってほしい」と述べ、子どもたちが心身ともに健やかに成長することに期待を寄せた。

　続いて、選手を代表して網走市サッカースポーツ少年団の小田部晄希君が「正々堂々と全力でプレーすることを誓う」と力強く選手宣誓を行った。

　このあと、３つのコートで試合を開始。巧みなドリブルやスーパーセーブなど、大人顔負けのプレーを展開。子どもたちは、保護者らの大きな声援を受けながら、ピッチを縦横無尽に駆け回った。

　初日はこのほか、コンサドーレ札幌から講師を招き、小学１～２年生を対象にしたサッカー教室を開いた。また、大会参加者全員に記念のバッジと菓子の詰め合わせが配られた。

　中村会長は「オホーツク地域の未来を担う子どもたちが、サッカーに打ち込んだ経験を生かし、立派な大人になってほしい」と話している。

(関係団体 2019-06-21付)