１１月１日に第１２回制定記念行事　「教育の日」推進協議会総会

（関係団体 2019-06-21付）

本年度事業計画などを決定した

　「北海道教育の日」道民運動推進協議会は１９日、ホテルライフォート札幌で令和元年度総会を開いた。１１月１日に札幌市内で第１２回制定記念行事を開くことなどを盛り込んだ本年度事業計画を決定。役員改選では、柴田達夫会長を再任した。

　「北海道教育の日」は「すべての道民が教育についての理解と関心を高め、家庭・学校・地域がそれぞれの役割を担い、北海道の子どもたちは道民の手で育んでいくという思いをもって語り合い、行動する契機となる日に」と願って平成１８年１１月１日に制定された。翌１９年には、道民運動協議会が設立され、道退職校長会をはじめ、構成・協賛各関係団体が全道で普及・啓発活動を展開している。

　総会では、柴田会長があいさつ。「北海道教育の日」制定の経緯を説明し、今後も、各関係団体と連携しながら、取組を一層充実させていく考えを示した。

　引き続き、道教委の相馬哲也教育指導監が来賓あいさつ。

　グローバル化の進展や急速に変化する情報社会にふれ「子どもたちが幸福な人生とより良い社会の創り手となる力を身に付けていくことがますます重要になる」と指摘。その上で、北海道教育の日の取組が今後も永続的な取組として多くの道民に認知され、より一層、道内各地域における活発な活動の展開につながるよう期待した。

　議事に移り、平成３０年度事業などを報告したあと、本年度の事業計画を審議。活動の重点には、前年度に引き続き、①各地域における「北海道教育の日」制定に向けた取組の拡大②「北海道教育の日」への関心をより高めるため、啓発活動の取組の強化③構成団体・協賛団体の拡充④行政との連携や活動資金の確保―の４点を掲げた。

　事業計画では、１１月１日にホテルライフォート札幌で第１２回制定記念行事を開催するほか、「北海道教育の日」実践資料第１３集の発刊や啓発・普及活動のためのリーフレットの発行などを決めた。

　役員改選では、柴田会長の再任などを決定した。

　このあと、各団体の活動内容・取組状況を交流し、構成団体との連携、強化を図った。

　主な役員はつぎのとおり。　＝敬称略＝

▽会長＝柴田達夫（前道教委教育長）

▽副会長＝工藤達成（道教育振興会長）、諏江康夫（日本教育会道支部長）、黒坂由紀子（道退職校長会長・新）

▽監事＝石黒信司（札幌青年会議所理事）、石澤優子（道公立小・中・特別支援学校女性管理職会事務局長）

▽事務局長＝本間道子（道退職校長会副理事長）

(関係団体 2019-06-21付)