旭川市教委が地元建設業者に　感謝状授与しねぎらう　旭川中のグラウンド整備

（市町村 2019-07-05付）

黒澤教育長（左）が野田会長（中央）に感謝状を贈呈した

　【旭川発】旭川市教委は６月中旬、地元建設業の野田建設工業㈱（野田武彦社長）が行った旭川中学校でのグラウンド整地ボランティアに対する感謝状贈呈式を行った。黒蕨真一教育長が野田建設工業の野田武会長に感謝状を手渡し、労をねぎらった。

　野田社長が旭川中のＰＴＡ会長を務めていた縁から、「日ごろお世話になっている地域に恩返しがしたい」との思いで、５月９～１１日にボランティア活動を実施。延べ２２人でタイヤローラー１台、ショベルカー１台などを使って、同校のグラウンド９７８１平方㍍の整地転圧および除草作業等を行った。

　市教委では、同社の地域奉仕活動に対し感謝状を贈ることとした。

　当日は、野田会長のほか、横川憲二専務、丸山正人常務の３人が市教委を訪問。黒蕨教育長が野田会長に感謝状を手渡した。

　横川専務は「感謝状をいただきありがたい。生徒が安心して使いやすい教育環境整備のお手伝いができれば」と野田社長のメッセージを代読。野田会長は「これからの未来を担う子どもたちの教育環境整備に貢献していきたい」と話した。

　黒蕨教育長は「運動会前にグラウンド整備していただき感謝している。子どもたちもきれいな環境の中で伸び伸びと運動でき、励みとなった」と述べた。

(市町村 2019-07-05付)