おとどけアート本年度実施校　３校に芸術家が“転校”　空き教室でアトリエなど

（市町村 2019-08-16付）

　芸術家を小学校に“転校生”として一定期間派遣し、作品をつくる「おとどけアート事業」の本年度実施校が決定した。美しが丘緑小学校、手稲北小学校、もみじの丘小学校の３校に芸術家が転校。空き教室をアトリエに交流するなど、児童が芸術にたくさんふれる機会を生み出していく。

　事業は、芸術家を小学校に転校生として派遣。子どもたちにとってより身近な存在とするほか、芸術家が展開する活動を通して、普段の学校生活では味わうことのない刺激的な時間と空間を提供するもの。

　主催はＡＩＳプランニングが事務局を務めるおとどけアート実行委員会。

　本年度は３校で事業を実施。それぞれの学校に美術家や映像・造形作家などの転校生が訪れる。学校の空き教室にアトリエをつくり、さまざまな物などをもとに創作活動に取り組む。また、児童と中休みや昼休みなどに交流するほか、教諭や保護者、地域住民も参加できるような活動を展開していく。

　本年度事業実施校と芸術家の訪問予定期間はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽美しが丘緑小＝森迫暁夫（イラストレーター、１０月１～１７日）

▽手稲北小＝斉藤幹男（アーティスト、１１月１１～２２日）

▽もみじの丘小＝松田朕佳（アーティスト、１１月２５日～１２月２０日までの期間内１０～１５日間）

(市町村 2019-08-16付)